のんびりのーと「ココロコエ」dA-iki

とてもシンプルなことなんだ。
心で見るんだよ。
大切なことは目に見えないんだ。

与えられた時間

2011-03-20 | -日々の生活-
いきなりなんですが
自分は呼吸器内科なんですけど。

いろいろある医療の中では、
もちろん救命することに変わりはないんですが
よその分野、循環器や心臓外科、一般外科などに
比べて死に直面することが多いのがうちの科の特徴です。

喘息や肺炎などは救命の疾患。
びまん性肺疾患などは良性だけど長く付き合っていく疾患。
そして肺線維症の急性増悪や肺癌、COPDなどは
どちらかというと最終的には看取りが中心となる疾患。

そして呼吸器の患者さんは、肺癌やCOPDがかなり多いんですね。

患者の残された時間をどう生み出していくか。
どう過ごしてもらうか。
これが中心になっていくわけです。

これは案外大変なことで、
自分の中では、人(患者)と人(医者)とのぶつかりあいだって
自分は思ってます。
うわべだけでは、けしてできない。
真剣に取り組んでいても、うまくいくとは限らない。
考える以上に精神力は消耗しますよ。ほんと。

そういえば、最近肺癌でもともとイラストレーター、
童画など書いている方がいて
最近病状が進んでいて2カ月先は分からないと告知しました。
(実際はかなりステップを踏んで伝えていくんですが)

その患者さんが、
「残された時間…って考えると先を考えるのがしんどい。
 与えられた時間って考えると、前向きに考えられる」
と話していました。

これは、そうだなって
そういうことなのかなって。
かなり響きました。

与えられた時間をどう作り出していくか。
どう過ごしてもらうか。
実はいろんなことがココには含まれていると思うんですが。


これが呼吸器内科の1テーマだと思います。


今さっき、身寄りのない方のお見送りにいってきましたが、
その帰り道、空気の澄んだ中でほぼ満月を見ながら
そんなことを考えていました。

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東北大地震

2011-03-13 | -日々の生活-
東北大地震。

週末は大地震でずっとテレビはこの報道でした。
被害のことをかんがえると自然なんだけど。

気になるのは、報道って地震が起こって
これぐらいになると、被害⇒救助⇒復興って
ある意味、演出というか報道の流れをつくって
普通の番組編成に戻るわけですけど、
明日からかどうなんだろうと気になっていたんですが。

というのも前にも書いてますけど、
今回の地震はもう3日目ですが、
原発や各都市ごとには状況は伝わっていますが
依然として、全容が分からないっていう。
だいたい役場と連絡がつかないところもあるとか
これはほんと大変な状況。

ただ今日夜に関東では計画停電が明日から
始まるって云うから、局によっては特番編成するのかな。
これって戦後以来とか。

復興、復興って映像はシフトしても
現実的にはまだまだ被害の全容すらままならないようす。

あす以降の番組編成でも、
日本人らしさというか、そういうのを垣間見るかも
しれません。

あくまで個人的見解です。
念のため。
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東北大地震

2011-03-13 | -日々の生活-
どうしても記事というか、残したかったので
引用ー感想という形でのっけてみました。


①2011年3月11日、有名ブロガーの王榮霖(ワン・ロンリィン)氏は、ブログで記事「日本大地震」を発表した。以下はその抄訳。

11日、マグニチュード(M)8.8という超大型地震が発生した。日本観測史上最大の規模だ。この空前の規模の地震に被災地は壊滅的な打撃を受け、ゼロからの復興を余儀なくされている。しかし、天災が起きた最初の瞬間から日本の政府、民間人が見せた冷静で秩序だった行動に、改めて日本の民度の高さを感じた。

その特長を列挙すれば以下のような点が挙げられる。「地震後もパニックはなく治安はよかった」「メディアはプロフェッショナルで不安を煽るようなことはなかった」「手抜き工事が原因の被害は伝えられていない」「政府の危機対処は落ち着いている」「情報を公開し、外国の救援隊を拒むこともない」。日本人が見せた民度の高さと災害への対応能力。世界に与えた印象はとても強いものとなった。(翻訳・編集/KT)

ほんとうにそうですよね。
日本で暴動を伝える映像なんて見たことないですもんね。
やっぱり日本人てすごいと思う。




②米メジャー紙
 ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は12日、「不屈の日本」と題する社説を掲載した。社説は地震大国日本の技術力と「備え」をたたえ、「日本は経済が低迷し、政治家の失態に国民の大部分は当惑しているが間違ってはいけない。日本の産業力は依然として偉大だ」と述べた。

 社説は「1億2600万人以上が住む島国が、(大規模)地震にいかに持ちこたえたかについて言及せざるを得ない」としたうえで、日本が100年以上にわたり「建物の耐震化をしてきた」と指摘。「今回の地震で高いビルは持ちこたえたようだ」と分析した。

ニューヨーク・タイムズ(電子版)は11日、阪神大震災当時に東京支局長だったニコラス・クリストフ氏の「日本へのお悔やみ、そして称賛」と題するコラムを掲載、日本人の精神力の強さをたたえ、復興に向けてエールを送った。クリストフ氏は、阪神大震災時の取材で、崩壊した商店街で略奪がほとんどなかったことや、支援物資の奪い合いが生じなかった事例を紹介。「我慢」という日本語を引き合いに「日本人の忍耐力や冷静さ、秩序は実に高潔だった」と説明し、「今後、それらが示されるだろう」と期待を寄せた。

最近、日本人のモラルの低下が言われています。
もちろん、自分を含めてをいっているんですが。
今一度、日本人らしさを取りもどすチャンスなのかも
しれないと思ったり。

…そういえば、この職場に来る前までは、
そういうことも考えていたなあとか。苦笑

ともあれ、日本人らしさをカムバック。
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東北大地震

2011-03-13 | -日々の生活-
東北の大地震の全容はまだ分からないですね。
マグニチュード9.0って。。。
ほんとうに未曽有。

関東の人は余震はあるものの大丈夫なようです。

東北にも全然連絡はとってなかったけど
気になる知り合いはいるわけで。
だいじょうぶか。。

普通、災害が起こったらそろそろ全容解明の時期と思うんですが。

今回はほんとうに全体が見えてこないですね。
広域っていうのが一番なのか。

ほんとうにショッキングです。

報道もふつうであれば救出・復興に意向していくわけですが
それも全く見えません。
まだ地震直後のような事態の進み具合。

引き続きすこしでも安心できることが早く訪れることを
祈っています。

あと、ニュージランドの邦人の身元確認は進んでいるのでしょうか。
気になります。
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東北大地震

2011-03-11 | -日々の生活-
自分は、病院勤務中だったんですが。
結構揺れましたよね、大阪ですが。

震度7で宮城県でっていうのは耳寄りに聞いてましたが。

帰って、テレビを見ていると

ほんとにやばいですよね、東北。

ほんと壊滅というか、ああいうことが起こるのかと。

人的被害も増えるよう。

関東も交通がマヒしていて

というか、全国的にも。

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