のんびりのーと「ココロコエ」dA-iki

とてもシンプルなことなんだ。
心で見るんだよ。
大切なことは目に見えないんだ。

借りぐらしのアリエッティ

2010-07-24 | -日々の生活-
「ひじょーに品格のある映画」


ジブリ作品を映画館で観たのは、もののけ姫以来かなあ。
というぐらいに久しぶりな映画。
あっ、ゲド戦記見てたな。。苦笑

そしてなんか設定がわかりやすかったというか。
見に行ってみようかなと。

オープニング1分で、もうなんかその目の前の風景に感動。
そういやこんな景色あったんだなって。
遠く忘れていた記憶が蘇ります。
なんか現実的であり幻想的であり。
抽象をほんと具現化したというか。

小人のアリエッティからみた風景と音。
どきっとしますよね。
もう心は小人で一緒にアイテムである砂糖を取りに行きます。

砂糖が物語のキーにもなるわけですが。

世界は本当に狭いです。
べつに天空に行くわけでもなく、ひと町を駆け巡るわけでもなく。
見知らぬ虫たちと交信するわけでもなく。
ちょっと広めな一軒家で繰り広げられるお話。
ほんとにおもしろい。

そしてラストは、お手伝いさんとのバトルですが、
完全にスカッとする内容。笑

スクリーンに映し出されている世界だけでも
純粋に十二分に楽しめます。
そしてありありと行間にもいろんな思いを
つめこんでいると感じる大人な映画。
深いとおもいますよ、この作品。

音楽もこれがすばらしい。
もうアリエッティの世界の音楽ですもん。
サントラも買いました。
ほんと落ち着きますよ。
そして穏やかな曲なのに元気になれます。

借りぐらしのアリエッティ。
品格を備えた映画、作品です。



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