*双極性障害*(躁鬱病)だったわたしの断薬日記。。

14年の「双極性障害」からの精神薬「断薬」。自身の経験を生かし、現在「ライフ・コーチ」として活躍。「礼」の活動奮闘日記。

ポジティブな感情を受け入れるようになった。

2017年11月24日 | 人生を少しだけ リセット

双極性障害と診断されて、精神薬を飲み続けて14年。断薬をして1年と4ヶ月経ちました。

 

絶対にもう二度と精神薬を飲まないって思いで断薬をして、

気合いで1年を過ごしましたが、1年過ぎたら一気に気が緩んで、

ものすごいうつ状態になりました。

 

過呼吸、パニック状態が続き、頭痛、吐き気、めまい、

さらには意識がもうろうとしてきて、今、自分がどこにいるのか

わからない状態でした。

このままだと頭の血管が切れて死んでしまうかもしれない。

顔の筋肉も引きつり、顔面神経痛になる寸前でした。

 

こんなに辛いなら、一旦薬に頼ろう。

そう思い、でも、薬に頼らない心療内科を受診し、

睡眠指導をしてもらい始めました。

 

睡眠状態を改善しつつ、メンタルのトレーニング(独自)も

合わせて行いました。

 

おかげさまで、鎮痛剤を二回ほど飲んだだけで、

精神薬を飲むことはありませんでした(処方してもらってないから飲めないけど)。

 

最近は、ちょっとスピリチュアルな世界に入り、

いろんな学び(これも独自)がありました。

 

自分をゆるし、認め、愛すると、心が楽になりました。

物事には「ポジティブ」な一面と「ネガティブ」な一面が同時に存在し、

それのどこを切り取って感じるかによって、

その物事が「良い出来事」になるのか、「悪い出来事」になるのかが決まる。

 

過去の出来事は変えられないけど、過去の出来事が起こった時の

自分が感じた「ネガティブ」な感情を、全て「ポジティブ」な感情に書き換えることはできる。

 

わたしは今まで、人の気持ちが読める人間だと思っていた。

人の気持ちだけでなく、まだ知らない土地や建物などの波動も感じることができる。

 

でもね、それって、ちょっと合ってて、ちょっと間違っていたことに気づきました。

 

人の気持ちにも、同じ人に対する感情があるとしたら、

その中にも「ネガティブ」な感情と「ポジティブ」な感情が同時に存在する。

 

なのに、わたしは今まで、その「ネガティブ」な感情だけを拾って、汲み取って、

(あ、この人はこんなことを考えてる)って、思っていた。

そのネガティブな感情を読み取って、そうだと思い込むことによって、

それが現実となっていた。

いや、現実ではないにしても、わたしが勝手にその人のネガティブな感情だけを

拾って、その人の人物像を作り上げていた。

 

でも、自分を好きになって、自分をみとめて、

物事をポジティブな一面を拾うように心がけたら。。。

 

今朝、ふと気づいたんですが、

わたしと接する人の、わたしに対するポジティブな感情を無意識に拾うようになっていました。

 

(あ、この人はわたしのこんなところが好きだと思っているな)とか、

(あ、わたしのこの言葉で、この人はとっても安心感を覚えているな)とか、

 

今まで、職場でも(きっとこの人はわたしのことが嫌いだろう)って、思っていた人も、

(あ、この人はわたしにとっても興味がある人なんだな)って、今は思います。

 

そしたら、ものすごくいろんなことがうまくいくようになってきました。

 

今までは「ネガティブ」な感情を受け入れ、「ポジティブ」な感情を拒否していました。

でも、今は、ネガティブな感情はできるだけ無視して、

ポジティブな感情がすんなり受け入れられるようになりました。

 

そうしたら、相手も不愉快にならずに済むし、わたし自身も気持ちが良い。

 

少し前までは、すごくお世話になっている人に

「あんまりちゃんと笑わないね」って、言われていたけど、

今では、よく笑うようになってきました。

 

そしたらまた気分も良いし、また笑うし。。の、繰り返し。

 

ただ、ネカティブすぎるものいけないけど、ポジティブに偏りすぎるものいけない。

 

だって、わたしは何と言っても、過去

「双極性障害」だったんですから。

 

やっぱりね、多少は薬の影響だったかもしれないけど、

基本わたしはアップダウンが激しい人だ。

 

でも、今はそれも自分だって理解しているから、

だからこそ、少しづつ、自分の感情をフラットに戻せるように心がけていきたい。

 

もう突っ走りすぎることをやめます。

突っ走り過ぎない。でも、立ち止まり過ぎない。

 

楽しいことがあっても、その時、一生懸命楽しんで、

一日の終わりにはクールダウンさせるよう心がけたいし、

多分、ネガティブな感情の方がクールダウンするのに時間がかかるような気がする。

 

とにかく、自然にポジティブな感情を拾うようになっていたことに

幸せを感じました。


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