温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

オンブバッタ(負んぶ飛蝗) 死ぬまで連れ添います!

2019年11月25日 | 昆虫
 ① 簡易温室の網戸にオンブバッタ(負んぶ飛蝗)がいました。
 このような晩秋の時期に、まだ生きているとは!
 

 
 ② 上に乗っている小さい方がオスです。
 普通、昆虫は交尾が終わると、離れてしまうものですが、オンブバッタはいつまでもメスの背中にオスが乗っています。


 ③ しかし、この時期までオスが乗っているとは、成虫越冬しないので死ぬまで一緒なんですかねえ。
 オシドリよりも仲がイイかもねえ。


雪虫 フワ~! 雪見露天風呂の準備

2019年11月24日 | 昆虫
 ① 庭に小さな白い物体がフワ~と漂っています。
 手に乗せてみると、小さな昆虫です。 


 ② 翅は4枚、脚は6本です。
 腹部には、白綿状の蝋物質をまとう、アブラムシです。
 アブラムシは、普通は翅のない姿で多数が集まっています。
 しかし、秋になり越冬する前に、翅を持つ成虫が生まれ、交尾し冬のために産卵します。


 ③ 北海道や東北地方では、初雪の降る少し前に翅のある「トドノネオオワタムシ」が出現するので「雪虫」と呼んでいます。
 庭にいたアブラムシの種類は分かりません(ヒイラギハマキワタムシかも?)が、まもなく雪の時期ですねえ。


 ④ そこで、雪見露風呂のために、スノータイヤを着装し、チェーンを準備しました。



 

オシドリ(鴛鴦) おしどり夫婦は、褒め言葉か?

2019年11月23日 | 野鳥
 ① 今朝は、霧が深く驚きました。
 しかし、日中は穏やかな日になったので、久々に豊明の池へ行きました。
 すると、オシドリ(鴛鴦)がやって来ていました。
 神経質な鳥なので、池の端で樹陰にいました。
 目視で、オスが2羽、メスが3羽確認できました。


 ② オシドリのオスは、どの角度から見ても綺麗ですねえ。






 ③ メスは、オスに比べれば派手さはありませんが、結構 見ごたえのある姿です。


 ④ 「おしどり夫婦」という言葉がありますが、オシドリは毎年パートナーを変えます。
 というコトは、「おしどり夫婦」は褒め言葉なのか、それとも「あなた達は今仲良しだが、その関係も1年ですね!」とイヤミ言葉なのか・・・。


ビワ(枇杷) 冬に花咲く生き残り戦略!

2019年11月22日 | 植物
 ① ビワ(枇杷)に花が咲き始めました。
 バラ科の植物で中国が原産です。


 ② どうして、冬に向かう時期に花を咲かせるのか、疑問でした。
 花期は、11月~2月ととても長く、梅雨の頃に結実します。


 ③ 花を見ると、花粉が一杯です。
 他の花が少ない時期に、長い花期に多量の蜜を出し、桜餅のような香りを放ちます。
 そのため、成虫で越冬する昆虫や野鳥を呼び寄せるのに有利です。
 まさに、冬に花を咲かすのは、生き残り戦略の一つですねえ。



 ④ しかも、自家受粉なので、1本の木があれば、結実します。
 甘い果肉が少なく、種子が大きいので食べづらいという難点があり、種子が食べれたらと思う時があります。
 ただし、ビワの種子には、シアン化合物が含まれているので、食べないようにという注意が農林水産省から出されています。


郡上郡 宝暦義民碑(傘連判状)!

2019年11月21日 | 秘湯巡り
 ① 先日、白鳥の「美人の湯 しらとり」を訪れた際、駐車場中央に大きな碑があることに気づきました。
 その碑は、宝暦年間に郡上郡の年貢取立てに抗議する大規模な「郡上一揆」を起こし、藩主 金森氏に強訴したことを知らせる記念碑でした。



 ② 碑の中央には殿様あての「傘連判状」が刻み込んでありました。
 よく見ると、115村の名前がありました。
 「傘」状にあるのは、一揆の仲間から抜けないという誓いとともに、一揆の首謀者が誰であるかを分かりにくするためであるようです。
 しかし、「郡上一揆」で一番犠牲者が多かったのが白鳥の農民であったようです。
 現在では、「白鳥おどり」として徹夜踊りが行われ、郡上一揆のいきさつを演じるそうです。
 機会があったら、温泉だけでなく、「白鳥おどり」も見てみたいですねえ。


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