第四部 Generalist in 古都編

Generalist大学教員.湘南、城東、マヒドン、出雲、Harvard、Michiganを経て現在古都で奮闘中

AT FIRST THEY WILL ASK WHY YOU'RE DOING IT, LATER THEY'LL ASK HOW YOU DID IT?

2019-06-02 04:41:13 | Harvard medical school

みなさまこんにちわ、最近はボストンにいます。


我々ロンドンコホート含めて3つのコホートから続々と集まってくる地球上の参加者のために10秒自己紹介、この手の事って、緊張しますよね。150人以上、65カ国の人が集まるためにちょっと大変です。
 
(結局二人dorp out:アラブ首長国連邦、南アフリカからのチームメンバー、ポルトガルのアナは間に合わず)
 
最初にDirectorのA.JAY先生からのコメント、これまで無かった教育スタイルなのできっとみんなが経験しているし、経験するだろうと。
 
At first, they will ask why you’ re doing it. 
Later they will ask how you did it. 
(最初はなんのためにそんなんやっての?聞かれることから、どうやってやり遂げたのって聞かれるようになる)
 
多分、ここに集まってきている学生(といっても随分と上の役職が多い)が、結局はこのマインドセットに集約されるとのこと。
 
僕は無専門医の無資格者(今年色々な組織に言われていただきに上がる予定ですが)です。
日本にいると、博士の学位だったり、資格だったり、そういう目に見えるもので(?)大学では評価される傾向が多いですが、もちろんそれも大事なんでしょうが、そうではなくてやはり「僕たちは何を学んで、何ができるようになったか?そしてこれからは自分たちの国にどのように影響を与えるか?」GCSRTの教育は、これが非常に重要視されていると確信します。だから僕も、学生に教えるときは、何を知って、何が変わったか?それを意識して日々教育に携わりたいと感じました。
 
 
さて、初日一発目は、Top3のResearch proposal(Capstone project)でした。 
いやいや、すごいですよ、プレゼン聞いているとこんな人たちを競争するのがそもそも無理ってくらいで
Top1-3の学生はすでに米国やカナダでFaculty(Associate professor, Assistant professor)、年齢も見た所40半ばは絶対過ぎているような人たちでばかりでした。
 
土俵が違います。何だか自分が本当に恥ずかしくなってしまいます。。こんなんで自分は大学の教員であることをかったっていいのかと・・こういうのを日本語ではカタハライタシというのでしょうね。ともあれ、安泰の地 出雲から離れて浮世立つと、とても苦労が多いのですが、生きているという感覚(ストレス)をもらってます。
 
 
そんなこんなで、師匠からDubaiでいずれ日本に誘致される可能性があるHarvard Medical scholl ICRTがありますので「突撃〜学んで来なさい!」と言われてはや2年半、ドバイへ突撃してこの地球規模での教育に衝撃を受けて、日本に足りていない教育の一部をアイデアとして学び。
そのあと、気がづけば諸見里先生の奮闘で本当に日本でICRTが開催されており、そしてKCとも話して自分はまた新しいステップに来ており、時が立つのは早いなぁということと、会う人会う人にいただいたメンタリングが全てであったと心から感じております。
 
湘南鎌倉でGIMやってるときも、そのあと東京城東病院に一人で突撃命令をいただいたときも、バンコクへ学びに出かけたときも、島根の大学へ指令を受けたときも、だいたいいっつも「あんた何がしたいの?」という感じで最初は周囲に言われるわけですが。頭も悪いし、アホなんで、わからんのです。ただ本質的には全くぶれていないのですが、その辺の解釈が自分でも難しいなぁと悩みます。感慨深いです。
 
At first, they will ask why you’ re doing it. 
Later they will ask how you did it. 
 
おっと、センチメンタルはいかんですな。またの機会に。
 
 

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