さて、最近はDTMHの問い合わせやMCTMについての質問、さらにはMahidol 臨床熱帯医学の見学希望がチラホラありましたので、皆様が一番困るであろうビザの問題について記載しましょう。
1)Sigle entryのススメ
まず必要な事は入学後最初の90日間に必要なVISAを確保してください。この場合、日本の東京目黒の小道にある在京タイ大使館に出向き、Mahidol大学からのRecomendation とCertification letterと教育(ED)VISAの申請書をもっていってください。詳しくは下記を参照の事。
タイ大使館から抜粋します---
ノンイミグラントED(教育)
申請者本人申請
滞在目的は
- 私立または公立の教育機関における研究
- 公共団体、国有事業または国際機関における研究または実地見学への参加
- 仏教学習または修行
- 航空専門学校における研究
ノンイミグラントED(教育)申請料 シングルエントリー 9,000円 / マルチプルエントリー 22,000円
申請に必要な書類
1. 有効な旅券
(有効期限が6ヶ月以上有効なもの、査証欄の余白部分が1ページ以上あるもの)
2. 申請書 全ての欄を記入し、申請者が署名したもの
3. 申請者カラー写真1枚(3.5×4.5cmサイズ)
4. 日本国籍以外の申請者は在留カードコピーまたは外国人登録証明書コピーまた申請時に原本を提示(有効期限が3カ月以上あるもの)
5. 航空券または予約確認書コピー 申請者名、便名、タイ入国日、出国日の記載必要
6. 経歴書全ての欄を記入し、申請者が署名したもの
7. 入学許可書/招聘状原本 PDF,ファックス、コピー不可
8. 私学教育委員会などタイの所轄省庁発行の申請者名入り承認状
9. 日本の教育機関の推薦状 PDF,ファックス、コピー不可
これを揃えた時点で、ネット上で予約をとりその時間までに確実に到着しないと受理してくれません(私は二度手間をしました)
私は日本を行き来することが4月からの60日間で4往復も決まっていた為にマルチプルエントリーとしていましたが、日本で行うよりもこちらで行った方が2800THBであるので、お勧めです。もし入国後90日以内に出国する予定がある場合は必ずRe-entryの申請が必要(1300THBを払い空港で行います、Immigration officeで半日使う事を考慮しても、非常に簡単で早いです )になりますので、その場合だけマルチプルの方が良いでしょうか。
2)入国後90日以内に1年間のVISAへ移行する為に延長の手続きを
DTMHで入学した場合は通常、5月末がVISAの延長が必要になりますので、その時に友達と一緒にImmigration Officeまで必要な書類を持っていきます。基本的には大学側が書類を書いてくれますので、個人であれば問題ありません。
【日本から家族を帯同している場合は要注意です!!】
家族の場合は、何故どの家族が帯同しているのか各人に対するVISAの申請が必要です。日本から戸籍謄本(家族全員が記載されているもの)とその英訳(在タイ日本大使館で申請します)が必要になります。日本を離れる前に、忘れずに持参するようにしてください。
3)90日レポートについて
タイに住む外国人は全員必要です。 面倒ですが、非常に重要なのが「90日以上滞在の場合の現住所届け(Notification of staying in the Kingdom over 90 days)です。逆に良く勘違いされるのですが、もし90日以内に出国した場合はタイに帰国日からカウントされます。
よって、出国をマルチプルビザで繰り返している場合はこの手続は不要です。ただ、期日が過ぎて違反をすると罰金を払う事になりますので、厳重に注意してください。
一般的には書類を提出するだけですが、イミグレまでいくのは非常に手間ですし、タクシー代はかかるし、非常に多くの外国人で溢れており、めちゃくちゃ待ちます。
お勧めは郵送です。(Windowsの場合はネット延長です)
下記に送ります。
90 Days Report Section,
Immigration Division 1, Immigration Bureau,
Chalermprakiat Government Complex B Building,
120 Moo 3 , Soi 7, Chaengwattana Rd., Toongsonghong,
Laksi, Bangkok 10210
必要書類は、
①パスポートのコピー(顔写真のページ、現在のビザのページ、最新の入国スタンプのあるページ、最後のビザ更新があるページ)
②アライバル・カード(TM6)のコピー(白い紙がホチキスではさんであるはずです、絶対になくさないように:面倒くさい)
③前回の90日レポート(二回目以降の申請時のみです)
④記入・サイン済みの申し込み用紙(TM47)
⑤自分の住所を記入した封筒に10Bの切手を貼ったもの
私が、当初全然わかっていなかったのは、このVSIAの問題でした。
今後長期間、タイに住まれる方の参考になればと思います。