第四部 Generalist in 古都編

Generalist大学教員.湘南、城東、マヒドン、出雲、Harvard、Michiganを経て現在古都で奮闘中

ナースの協力が一番の宝です

2014-09-30 15:33:01 | 総合診療

皆様、こんにちわ。

地均しをしつつ、飛躍の為の下準備に力を注ぐのが最近の私の日課です。

基礎工事なくして、荘厳な建築物は建ちません。

このExtra effort こそ、最近の私の趣味ともなっております。

それもこれも、かつて自分がそうだったように
総合内科医の道を選ぶ事に対して若手が直面する不安を解消する為であったり、
モチベーションの高い若い先生方の夢と未来に協力する為です。

自分であったらどのような研修を行いたいか?
後期研修医になるにあたって、昔の自分が描いていた希望や夢を
そのまま実現できるように考慮して努力する事で応えたいと思っております。

既に内定を何人か出しておりますが、
当院においては後期研修医は決して単なるマンパワーではありません。

将来、『臨床・研究・教育の3本柱を備えた総合内科医として日本を牽引するリーダー』に必ず成って頂く。

その為に我々を利用して頂く位の気持で構いません。

まだ何の成果も、業績もありませんが、
良い教育システムには必ず人は集まると確信しております。

見学にこられた先生が全員「コメディカルの雰囲気が良い」と
おっしゃってくださいますが、これは私もそう思います。



診療における精神的なストレスは皆無です。
中規模病院には中規模病院なりの良い点もあるのですよね!

こういうことは実は色々な病院を回って初めて認識した一面であります。

病棟の雰囲気をお伝えできますでしょうか?


緊急告知!「愛されシニアレジデントになるためのセミナー」

2014-09-27 21:15:25 | 総合診療
告知です。ここでも紹介させて下さい。
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来年からシニアレジデント(後期研修医)になるけれど、初期研修医にどのように教えたらよいか自信が持てないアナタ、
身体所見の力をもっと上げたいアナタ、
来年からの進路をどのようにしようか迷っているアナタ!

そんな卒後2年目の先生のための限定Special勉強会を開催します。

2015年4月よりJCHO東京城東病院が新しい、今までどこにもなかった魅力的な総合内科の後期研修プログラムをスタートさせます。今回は特別にその指導医たちから、日々研修を頑張る皆さんへのプレゼントです。

後期研修医が現場で要求される力は初期研修医のそれとずいぶん異なります。今回の勉強会は、ジュニアからシニアになる過渡期にどのような考え方のアップデートが必要か“愛され指導医”の本で有名な志水Dr.から対話形式で学べるチャンスで、また新刊「Dr.徳田のフィジカル講座」等で有名なGeneralistのカリスマ徳田Dr.と、歴代の湘南鎌倉総合病院における「伝説のチーフレジデント」和足孝之医師から後期研修レベルの身体診察の極意や具体的テクニックを学ぶこともできる、非常に濃度の濃い勉強会になると思います。

3名の上記講師も当日、皆さんにお会いできることを心から楽しみにしているとのことです。定員はすぐ満員が予想されますので、お早目のご連絡をお待ちしています。

日時:平成26年10月12日午後14-17時30分
場所:JCHO東京城東病院 3F大会議室 江東区亀戸9-13-1
(都営新宿線東大島駅 下車徒歩8分)
対象:現在研修医2年目の先生
定員:50名(満員が予想されますのでお早目のご登録をお勧めします。)

登録方法:E-Maiにてl 


main@joto.jcho.go.jp


(城東病院広報担当)宛まで、「愛され勉強会参加希望」と必ず題名をつけて、以下のフォーマットをコピー・ペーストし「」内を編集の上、ご連絡下さい。

※終了後に近隣で懇親会を用意しております。参加の可否を以下のフォーマットの「参加」・「不参加」からご選択ください。

それでは、当日スタッフ一同皆さんとお目にかかることができるのを心から楽しみにしています!

文責:2014年「愛されシニアレジデント勉強会」企画委員会(JCHO内)

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城東病院 愛され勉強会参加希望です。懇親会は「参加」・「不参加」です。

・お名前:            
・ご所属:            

・「愛されシニアレジデントになろうぜ」で志水先生に聞いてみたいこと?
(志水Dr.のセッションはこちらにいただいた質問をもとに進行します。)
→                                 

・今回このイベントを知った経緯は何ですか?:
→「友人から」・「ブログ(       )」・「その他(        )」

・今後このような勉強会があるとしたらどのようなテーマが聞きたいですか(注:このアンケートをもとに本当に開催できるかもしれませんよ!)?
→                                 

・来年後期研修を行う病院は決めていますか?
→「はい」・「いいえ」・「考え中」

・上の質問で「いいえ」「考え中の方」、総合内科をお考えですか?
→「はい」・「いいえ」・「その他(        )」
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愛され指導医が、我々の指導医になります!

2014-09-25 23:43:06 | 総合診療




緊急連絡です!

あの日本が誇る若手総合内科医であり、
「診断戦略」と「愛され指導医になろうぜ」の著者である
志水太郎先生が我々の東京城東病院に常勤指導医として赴任されることが大決定しました!!

なんと、あの愛され指導医が我々の指導医になってくださいます!

既に幾つかのプログラムと総合内科医育成プロジェクトを取り組み中です。

後期レジデントや若手スタッフを単なるマンパワーとして捉える
のではなく、全員が次世代のリーダーとなるべく、皆で切磋琢磨していく環境を作成するために調整中です。

そう、皆様のやりたい事、夢や目標、希望を最大限応援することが我々の目標です。
それらが叶えれないようであってはきていただく意味がありません。

徳田安春先生の最重点的教育支援病院ともなり、小さな小さな地域民間病院がこれで大きく一歩、
日本初の臨床・研究・教育能力を備えた総合内科医育成プログラムを開始できる病院に近づきました。


続々と精鋭が集まってきました。

2014-09-24 07:19:12 | 総合診療
まずはじめに、スイマセン。
帰国後ずっと移動が続き、体調が回復せず
更新できませんでした。

さて、今回はリクルートのお話。

総合内科の立ち上げは
一人では絶対にできません。

当院のような小さい動きやすい病院であったとしても、
最低限度の人数は必要です。それは充分確保できました。

でも、単に自分の病院だけに固執し自分たちだけを盛り上げるだけ
ではおそらく不十分です。

日本を代表する、総合内科医育成プログラムを作り上げて行くこと。

志は高く、腰は低く。ですね!

私は、何もしていませんが、確実に時代の流れと思いますが、
援護射撃を頂きました。

人格・能力・知識・行動力どれをとっても
素晴らしい先生方が集まってきております。

私どもが、一緒に働きたいと思う方に一つだけ要望があります。

それは、Passion とCompassionです。

Passionだけでもダメです、Compassionも揃えていないと
優れた教育病院を作り上げていくことは出来ません。

総合内科医のトレーニングにあたって、一番大事な事は
座学や、ベットサイドのティーチングも重要ですが、それは
本質ではありません。

良く、有名な先生や、有名研修病院であれば
Feeding を得られると考えるかもしれませんが、多くの場合
そういう方から毎日直接指導を受けられる機会は実はありません。

本質は、一流のGeneralistの背中から自分の目指すべきセルフイメージを構築
する。自分で感じ、自分で考えて、努力する。

近いうちに、この病院が大きく変わっていきます。
自分たちの事だけを考えるのでは無く、
周囲の人達も皆がWin-WinでHappyになる事。
可能であれば、社会全体を少しずつでも良い方向へ向かわせること。

そんな事を夢に描いております。




しばし、海外に滞在です。

2014-09-12 11:43:52 | 旅行
皆様こんにちわ(こちらは深夜です)

病棟業務を人格者の副院長にお願いして、
私は現在、Bostonに滞在しております。

Bostonと言えば!!

あの世界で最も有名な医療機関!
あの世界で最も有名な文系大学!
あの世界で最も有名な理系大学!
あの正解で最も有名な金融機関!
云々がある街です。

日本とは全く異なり、上記にもかかわらず
そこまで大都会特有の喧騒はなく、
道行く人は殆どが若者(学生)であり、
不思議な街です。

ちょと自己研鑚の為に3泊滞在して、
その後は、Atlantaで学会発表です。
今回はポスターで2題発表します。

後期研修医の頃から毎年幾度も何らかの
国際学会に参加してきました。

日常臨床におけるClinical questionsの挙げ方、
それに対する文献の検索とまとめ方、
また実際に海外で発表する実体験等、
学んだ事が数多くありました。

そしてこれらは、日常診療のみでは得られない
何事にも代えがたい貴重な経験でした。

そのような実体験から、
今後当院の後期研修医、またスタッフは
日本の学会はともかく、国際的な舞台で発表できる
ようにサポート体制を確立する事をお約束します。

※勿論若輩の私のみという訳では無く、
私のお師匠様、兄者等、日本最高のサポート体制が
できつつあります。

病棟業務が比較的な穏やかであり、コメディカルの人間性
とモチベーションが良い当院においては、
フラストレーションの貯まる煩雑な業務や雑務を
避ける事ができると思います。

数ヶ月勤務してみて
当院においては無駄なセクショナリズムや束縛等の
無駄なストレスも恐らくほぼ皆無です。
(大病院でセクショナリズムに走っている視野の狭い
医師達に嫌気が指しますので➠これについてはいつの日か)

自由に集い、研鑽が住めば自由に次の場所へ
移っていただく事が次世代の日本の医療改善につながると
考えるからです。

Young doctorである内に広い視野を持ち、深い考察力を持ち、
Academic researchにおいても本来身に付けるべき技量として
力を入れて行きたいと思っております。


総合内科医が見学に来ると

2014-09-10 23:22:27 | 総合診療
本日は、生まれてはじめて見学に来てくださった先生を
病院スタッフとして歓迎、また説明する機会を頂きました。

現在、現場の最高総司令官は紛れなくも自分でありますので、
好きなように好きなだけ思いを語ることができますし、
自分の医療に対する取り組みと当院の足りない点や欠点を
惜しむこと無くお伝えさせて頂きました。

全ての足りない点を自覚して頂いた上で、
おそらく日本において新しいスタイルとなる
【総合内科が完全主体となっている病院】の構築
を一緒に築いていって下さる方を心待ちにしております。

本日、御来院下さった先生は、素晴らしいの一言に尽きます。

関西の総合内科が有名な病院で研修を受けたらしく、

院内見学時に質問される興味の内容が
「細菌検査室は?」
「ERにグラム染色できる所ありますか?」
等が第一声でした。

また、「救急車を見ながら、病棟も最後まで見たいです。」
等、もう私が感動するような自分が日頃思っている事を
自らおっしゃってくるので、恋心はエスカレートして
しまいました。

最初に、Gram染色と救急医療に対して質問し見学
する姿勢を見るに、総合内科医としての実力は
間違い無い筈です。

決して恵まれている環境とは言えない当院ですが
このような逸材からちらほら見学予定が入り出しました。

日本の歴史の中では明治維新の時の様な、若いエネルギーが
楽しみながらシナジーを与えながら日本を変えていく。

そんな風に、この数ヶ月以内、大きく動き出したいです。




膀胱炎は泌尿器科?

2014-09-06 21:05:51 | 総合診療
本日は総本山を離れて、武者修行の救急病院3連続当直2日目です。

世の中には色々な病院があります。
勿論、地域の中でどの病院も重要な役割を果たしているのでしょう。

色々な病院で働くと、びっくりするような事もあったりします。

とある病院の事。
医事課の方が一々当直のDrに連絡して受けてよいですかと確認を
取る規則になっています。

「膀胱炎の症状であると言っているのですが外来受診してもらっていいですか?」
「風邪を引いたとの事で受診希望ですが、来てもらってもいいですか?」
「目眩がするらしいのですが受診してもらってよいですか?」

と言った感じです。

最初はなれないやりとりで不思議な感覚であったので、面白おかしく流していた
のですが、あまりにも毎回毎回電話が来るので、

「上記主訴ですが、先生は診る事できますか?」

と聞かれているように思えてきます。

だんだん腹立たしくなってきて、「私には【連絡不要】です。
患者さんが困っていて受診したいというのであれば、来てもらって何ら支障ありません。」
とやや憤りを覚えながら医事課の方に伝えました。

その後の、医事課の方の話です。

非常勤で(つまりはバイト)こられる先生達は、
膀胱炎は泌尿器科の疾患であるので専門外と外来受診希望を断ったり、
目眩は耳鼻科の疾患であるので専門外と外来受診を断ったり、
風邪は呼吸器内科でないと・、えっ・・・!?

と、何らかの理由をつけて断る先生が非常に多いらしいのです。

その為に、悪くもないのに医事課の方がストレスを感じながら当直医師
に毎回お伺いを立てている実態が明らかになりました。

何の診療もせずに、内科なので膀胱炎は診れないと宣ったり、
診察もしないで目眩を耳鼻科の疾患と決めつけたり、あげくに風邪を呼吸器内科の疾患と
言ってしまったり。

一つ、言わせて下さい。

土日に診療をしている、耳鼻科も泌尿器科も呼吸器内科専門外来はありません!


医師とはそんなに偉いものでしょうか?

常勤医よりも破格の高額な当直料をもらいながら、行うべき業務も怠慢し、それでいて
専門外の大義名分を掲げて必要な診療をせずに当たり前のように大病院へ帰っていく。

地域の中規模病院はそれでも当直の医師を確保をしなければならない弱みがあり、
どうすることも出来ません。
例え、その医師がどれだけ酷い医師でも、どれだけ高額の給与でも。

残念ながら、無力な私にもどうすることもできません。

私にできることは、ただ信念をもって全ての患者を受けいれて目の前の患者の診療に集中し、
自分の勉学に励むのみです。

それだけは、どんな時でも笑顔で維持していこうと思います。












総合内科の輝き

2014-09-05 19:20:44 | 総合診療
前回の続きは長くなりそうなので、今回は別の内容で。

臓器別診療は確かに優れています。

勿論、自分が手術をうけるならばそれだけを診ている優れた外科医に手術してもらいたいですし、
やっぱり一つの病気だけで完結できるのであれば、その専門家に診てもらいたいです。
カッコ良いです!輝いています!

私もそう思います。

でも本当に、患者の病気は一つだけでしょうか。

例えばの話ですが、
糖尿病の様に全身の血管病変を持っていれば、脳梗塞は起こしますし、糖尿病性腎症は合併しますし、
網膜症で失明しますし、心筋梗塞で心不全になり、はたまた自立神経障害でうまく歩けず転倒し整形外科や
火傷を負えば傷が治らず形成外科を受診するかもしれません。

そうなった場合、やれ脳卒中科だ、腎臓内科だ、眼科だ、循環器内科だ、整形外科だ、神経内科だと
自分の科単体のみではコントロールが効かなくなります。
各科が細切れに少しずつ診療する体制では綿密に診療内容の情報伝達をする必要があります。
それが本当に一人一人の患者に可能かどうか。

Generalistは不要であると訴える医師が極稀におりますが、そのような方は確実に大病院でのみしか
務めた事がない方です。否、である筈です。

500床以上の大病院であり、各科が全て揃っていて、これは自分の領域では無いと判断した時に
円滑にコンサルトができるような大病院に勤務し続けれていれば特に不自由は感じないでしょう。

ただ、これだけは間違いないです。
高齢化が進み、多種疾患を持っている患者が確実に増えています。大病院に高齢化の波がさらに
よせて来ることでしょう。一つの病気だけで完結できること自体が最近では珍しくなってきております。

そうなると、
自分の領域しか診れない(診ない)医師は、各専門医が揃っていない中小規模の病院では上手く勤務すること
ができなくなってしまいます。なぜならいつも支えてくれる他科の医師が全く存在しないからです。

自分のアイデンティティが揺らいだ医師は、非常にストレスを感じるはずです。
人間は自分が分からない事、知らない事、出来ない事、自分が貢献できない事にはストレスですから。

「これは私の患者ではない」、「何故私がこのような疾患を診なければならないのだ」云々と周囲に漏らす様になり、
酷い時には患者に苛々をぶつけてしまう事も多い様です。
「何でこの外来にきたの!」、「だからそれは専門外なの、他の先生に聞いて!」

このような現場を見てきて、確信した事はその苛々の原因となる内容の多くがCommon diseaseである事です。
有病率からは当たり前であると思います。

そう、これらを解決する打開策は、勉強熱心なGeneralistを沢山養成する事。もしくは、その魂を伝えて行くこと。
若い世代を診ていると、明らかに新しい新時代の医師達が増えてきていると思います。

私の経験上、誰が一体主治医なのかわからなくなっている患者達を目にする事が多いです。

誰かが俯瞰的な目を持って患者を診る必要が出てきます。
そこにGeneralistが、あるいはGeneralistのMindを持ったSpecialistが輝ける場所があると思うのです。

今日は、この辺で。



7月1日 そうごうないか 始めました

2014-09-04 10:10:04 | 総合診療
はじめまして皆様

私、しがない総合内科医(Hospitalist)であります。
研修を受けた病院は日本最多の救急搬送件数を誇る、臨床教育に非常に力を入れている、
総合内科の病床が120を超える等の、総合内科医としては恵まれた環境で育ちました。

当たり前の様に病歴を取り、
当たり前の様に身体所見を取り、
当たり前の様に丁寧に鑑別診断を上げ、
当たり前のように丁寧に治療を行い、
当たり前の様に患者背景まで考慮して退院させる。

このような診療は自分では当たり前であると思っており、日本全国Up to dateとDynamedが
あれば満足に医療をしていけると思っておりました。そう、世間知らずでした。
毎日が楽しく、輝いていた、実りのある研修であったと思います。

その中で
他院を当日退院したばかりの患者が受け入れ困難として遠路遥々搬送されてきたり、
ありきたりの簡単な腹痛や頭痛の診療を専門外であるとこれまた遠路遥々搬送されてきたり、
精神科医が夜間不在の為に受け入れできないと、これまた遠路遥々搬送されてきたり、
言葉にすればキリがない程の医療への疑問が生まれてきました。

誰かが自分達は診なくても良い/診てはならないと一度判断してしまうと、
さらに拍車がかかり、他の医療機関も受け入れをバッタバッタとしなくなるように感じたのが本音です。
30件、40件の謝絶はザラでした。

一つの人生の命題ができました

【何故、患者はたらい回されるか?】

悪いのは医者か?
悪いのはCommon diseaseを診れないように教育した卒後臨床教育か?
悪いのは情報を的確に伝えずに搬送してくる救急隊か?
悪いのは勝手に謝絶したり、嫌味を言う看護師か?
悪いのは医事課の人間か?
悪いのは地域の医療システムの問題か?
悪いのは救急医療システムを整備しない厚労省の役人か?
それとも悪いのは患者本人なのか?

難しい問題です。誰も悪くないのかもしれません。
でもそれでは、前に進めません。

思う所あり、関東近辺の救急病院を当直して周り
一ヶ月の当直回数も最低15回以上、最大25回。
連続6日間などなど体力の限界に挑み経験してみました。

様々な病院は様々な問題を抱えておりました。
それでも、自分たちでは気付く事は難しいと思います。

それらの事から学んだこと。

答えは自分なりに解釈が用意され、そして人生の目標ができました。


7月1日より孤軍奮闘し、お師匠様より命を受けてココ東京城東病院で
総合内科医として開始しております。

まずは赤字で空床が続いている病院経営を立て直す事。
それは自分にとって総合内科医としてどんな患者でも病棟を診る事でした。
幸い、病院上層部とコメディカルスタッフが皆人格者であり、
周囲の医師とコンフリクトを起こす事なく上手く潜入する事ができました。
病院内の歓迎ムードに大変感謝しております。

今日は、初回ですから、この辺で。