第四部 Generalist in 古都編

Generalist大学教員.湘南、城東、マヒドン、出雲、Harvard、Michiganを経て現在古都で奮闘中

Mahidol大学 熱帯医学短期研修

2016-12-30 22:31:24 | Mahidol留学情報

皆様、こんにちわ。

師走とは良く言ったもので、今月はドバイに始まり東京、出雲、東京、バンコクと移動が多く、良く寝ました。

懐かしのバンコクに滞在して、日本人の参加者のサポートをしつつ、自分も復習の意味も込めて学んでおりました。

驚いたのですが、タイで過ごしていなくても、離れている間にタイ英語に対してのリスニング能力がいつのまにか抜群に向上していて、昔Mahidol入学時には全く理解できなかったクセのある英語もむしろ分かり易く感じる位です(多分Harvard ICRTで全世界から集まる医師とWeb chatしているせいか?)。タイ英語の方が分かりやすいです。

今回の実習は、Parasitology、Malaria、Dengue、Hansen's dieaseの専門病院、バンコクのものすごい(金持ち)インターナショナルホスピタルの見学や、一方でタイのプライマリ−ケア病院の訪問、さらに我々の病院での回診やトラベルクリニックでの実習など非常にスタッフ側も楽しめるものになっておりました。

 

 

来年はもっと、当日の研修の特殊な英語にストレスなく対応できるように、事前学習様として単語帳の充実、事前講義の内容の向上、Pretest−Post testの検討なども取り入れるかを検討中です。

ただ、今回の参加者の皆様のアンケート結果をみるに、昨年よりもさらに良くなってレベルアップしているのではと感じます。あとは、空き時間が無いために、余暇や観光をどうするか・・。

 

さて、最後の夜は少しだけプライベートがあり、飛行機までの時間に同期の医師たちと飲み会をしました。

 

 

 


年忘れだよ 闘魂祭〜徳田安春先生〜

2016-12-14 08:43:03 | 総合診療

中国地方の医学生諸君の為に、闘魂祭 を行います。

ここ出雲の地ではあまり馴染みのない雰囲気かもしれませんが、未来の医療の主役は医学生である事で

医学生の為に闘魂を注入してもらいます。

どんな科にすすんでも、どんな医師になっても、必携の知恵と知識をどうぞご堪能下さいませ。

 


Harvard Medical School ICRT program始めました。

2016-12-12 10:56:38 | Harvard medical school
大学教員として3ヶ月目にしてお師匠様のススメで、Harvard大学医学部ICRTに入学し,またまたまたまた学生になりました。
 
これは、Introduction of Clinical Research Trainingという名で、まだあまり臨床研究のOriginal PaperをFirstで書いていない人を対象にEpidemiology(疫学)とBisostatistics(統計)、Grant申請の書き方や、STATA(WSの二日目から授業開始)Abstractの書き方などを含む臨床研究の「実学」を中心とした新しい形のプロフェッショナルスクールです。
(仲良くなった同期:from スーダン、インド)
(こんな感じで座る場所が決まってます。)
 
 
 基本的には双方向性ウェブミーティングを主体としたハーバード医学部が世界進出したい新しい教育スタイル(らしい)です。各自がある程度同じレベルで、腹を割って議論するためにも可能であれば顔なじみである必要があり、幾度か必ず世界の何処かに全クラスメートが集まり(今年はドバイです!!)等様々な工夫があります。同級生は合計50人弱で、主に米国や中東、アフリカ、ヨーロッパが多く、アジアは少なかったです。日本人は私を入れて合計4名もいます。
 
臨床研究プログラムの歴史がまだ浅い日本で今後かなり人気になるのではないかと勝手に思っていますが、新しいプログラムで日本での認知がまだまだです。プログラムディレクターと、日本の指導者からアドバタイズメントを行う様にと許可を頂いたので、本日より時々授業などの進行具合や、どのような事が学べるのか、その長所と短所などをここに記して行きたいと思っています。
 
友達100人できるかな的な不安がありましたが、ドバイでの顔合わせと授業とワークショップが終わってみれば名残おしく思います。
 
 
 
現在、慌ただしく帰国しながら仕事を抱えながらの同時進行中です、早速ですがマヒドンの時の親切丁寧な臨床研究の授業に比べてそこそこ知っている事が前提で高速で進む為に焦りつつも(汗)頑張るしかありません。
 
 
 
では皆様、乞うご期待。