第四部 Generalist in 古都編

Generalist大学教員.湘南、城東、マヒドン、出雲、Harvard、Michiganを経て現在古都で奮闘中

Author contributionの書き方 (テンプレート)

2022-01-27 01:41:30 | Research

みなさま

毎朝回診しているとそれだけで、結構時間が削がれるので、やはり午後と夜と深夜は集中して無駄な時間を過ごさないように意識を高めていたりします。

が・・日本の仕事はいっぱいありますし、トラブルはつきもので、今日は−20度近い極寒の中、アパートの水道管が破裂!?したり、昨日は洗濯機が使えなくなったりと米国あるある事情でなかなか邪魔はされることはつきものです。

 

さて、今日は後期研修医の先生に質問されたので、彼にFeedbackとしてお渡ししたものと同じものをこちらに添付しておきます。

今回はAuthor contributionの書き方です。これは米国では、著者の問題はかなりちゃんとしていて日本みたいに研究に関わっていなくて臨床業務だけしていたのに名前が入っていたりと非常に危うい医局を見かけたりしますので(Gift authorshipの問題ですね)こういうことをしっかりと明記する論文はまぁまぁいいジャーナルだなぁと思います。というかそれがスタンダーであるべきだと思いますが。

きっとお役に立つのではないかと思います。

Author contributionの書き方:

やっていることを書いて、イニシャルをたす方法

“Conceptualization, X.X. and Y.Y.; methodology, X.X.; software, X.X.; validation, X.X., Y.Y. and Z.Z.; formal analysis, X.X.; investigation, X.X.; resources, X.X.; data curation, X.X.; writing—original draft preparation, X.X.; writing—review and editing, X.X.; visualization, X.X.; supervision, X.X.; project administration, X.X.; funding acquisition, Y.Y. All authors have read and agreed to the published version of the manuscript.” 

次に、文章的に流れを書く方法です。

X.W. designed the study, the main conceptual ideas, and the proof outline. X.T. and T.W. collected the data. X.A., X.K., and X.O. aided in interpreting the results and worked on the manuscript. X.T. supervised the project. X.W. wrote the manuscript with support from Y.A. and Y.T. All authors discussed the results and commented on the manuscript.

イニシャルのところを、自分達の名前に入れ替えれば相当早く時間が捻出できると思います。

 

ぜひ、若手の先生方、お使いくださいませ。

*写真は凍結した川を余裕で歩いて渡る瞬間です。。やばいですね。外にずっと居たら多分僕は死にます。

 

 

 



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