第四部 Generalist in 古都編

Generalist大学教員.湘南、城東、マヒドン、出雲、Harvard、Michiganを経て現在古都で奮闘中

今年も開催 Mahidol 臨床熱帯医学短期研修

2016-06-25 21:02:52 | Mahidol University編

皆様こんにちわ。

今月ロンドンから帰ってから、日本とバンコクの往復をすること2回、さらに数日後には私の専門領域とも言える誤診学の発表をする為にアムステルダムに向かいます。自分のAFIとSIRSの研究はまだ終わらず、中々な佳境にはいっております。

さて、昨年非常に好評であった、Mahidolの我々の病院

Hospital for Tropical Disease(300症)を中心に臨床熱帯医学の短期研修が今年も開催されます。私も可能な限り参加を考慮しております。

詳細は下記にお問い合わせ下さい。

http://cicmt.com/mahidol/2016.html

 


ICTM 認定医試験@ロンドン 2016

2016-06-03 04:18:02 | 総合診療

皆様こんにちわ。

あまりにも色々と移動しているために、中々腰をすえて更新する時間が中々。。
 
ということで、現在はロンドンにいます。
といっても、ISTM certificateという試験のが最大の目標で、次にMahidolで共に勉強した英国人医師が勤務する病院を見学するのが次の目的です。
 
色々と日本に居ると心が落ちつき、また勉強になるのですが、世界中から集まった人たちと同じ会場で試験を受けるのも中々良い経験です。
 
もし、これをお読みになっている皆様の中で同じように考える人がいたらと思いまして記しておきます。
 
毎年試験会場は変わりますし、情況は変わるかもしれませんが、形式は変わらないと思います。
 
ISTM ceterificationとはInternational Society of Travel Medicine が行う認定医試験で日本語にすると、国際渡航医学会認定医というところでしょうか?内容は、世界中の感染症が試験範囲で、またワクチンの全て、潜水医学や航空医学など含み、内科疾患をベースに多岐にわたります。
 
色々な国で勿論、標準的に認められているものですので、日本にいた場合にこれを持っていたからといって何か得するわけではありませんが、ちゃんと試験に対してはしっかりと勉強したよという証明程度にはなるかと思います。
 
勿論、Mahidolで受ける教育で全て網羅していると思います。しかしあまりにも短期間に嵐のように去っていくので全て記憶することはできません。なんか習ったなぁ~というあやふやな感覚を持ちながらCDCの教科書を読むというのがGolden starategyかと思います
 
問題集は下記があり(公式ではありませんが世界にこれ程度しかありません)
MCQs in Travel Medicine Paperback – Jan 25 2013by Dom Colbert (Author)
 
 
また、教科書は
 
CDC Health Information for International Travel 2016 Paperback – May 12 2015
しかありません。
 
ただ、これだけやっていれば確実に合格できるかと思います(落ちたら本当ゴメンナサイ)
せっかく、Mahidolで学んだので全員で受けようと呼びかけたこの試験。熱心な同期の医師達がロンドンに集まり、同窓会となりました。また我々の最年長の医師の家に1周間以上居候をして、病院を見学するという運びになっており、出だしに戻ります。
 
費用は受験費用が学割を用いて300USDで、プラス旅費が必要です、高いですね!
 
一番の良かった点は、このロンドンの地で最も仲の良かった各国の同期の医師達と再開して一緒に生活をできること。本当にそれにつきます。それが本当に嬉しく思います。