第四部 Generalist in ミシガン大学編

Generalist大学教員.湘南、城東、マヒドン、Harvard MHQSを経て 現在ミシガンで奮闘中

長尾先生がFD(指導医教育)に来られます、

2020-01-23 14:00:47 | 総合診療

みなさま こんにちわ。

敬愛するカリスマ長尾先生が島根の<wbr />FDに神様としてきてくださります。

時間がないからこそ<wbr />の教え方、教わり方。どっちも大事です。この日は教員も<wbr />学生も関係なくおいでください。

 

長尾先生のどのあたりが敬愛するかって言うと、

大学教員としてあまり評価はされにくい臨床教育(本来そっちの方がおかしいのです、日本の大学・・)

にとても力を入れておられて、それでいて原理主義的でなく実践的で、

教育理論を振り回すでもなく、ニュートラルポジションで俯瞰できるところです。

だいたいそう言う人は、少し話せばなんとなくわかってしまうものですね。

 

そう思うと、新しく知り合った人と話して感じることやその方を無意識にCategorizeしている

頭の中の作業は多分Dual process modelでいうSystem1が作動しているのでしょうね。。

 

 

 


Harvard Medical School ICRT-Japan 募集

2020-01-21 16:55:42 | Harvard medical school

みなさま こんにちわ

今日は、非常に自分がやくに立ったオンライン勉強コースを紹介(宣伝)します。

詳細はGreat MentorのK.Cのビデオをご覧ください

https://www.youtube.com/watch?v=7DAYqSBseqc&feature=youtu.be

 

思い返せば、諸見里先生やミッチーこと真山先生とDobuiで食事をした日が最近のことのようですが、日本で開催が決定されて今回で3年目になります。

場所は沖縄で非常に勉強に集中できるOISTですので臨床研究のノウハウを知りたい方は是非参加をお勧めします。学生は当然、Harvardの図書館使い放題です、ものすごい文献をタダで読めて興奮します。またSTATAをある程度使いこなせるようになります。

僕はGeneralistとしてこういうプログラムこそGeneralistに向いていると思います。

スウェーデンでも地域医療に従事している先生たちの多くが、オンラインで大学院教育を受けながら自施設のデータで臨床研究を行なっておりました。

非常に相思相愛だと思います。下記にジェネラリストコンソーシアム で寄稿した時の文章を転載しておきます。

 

 

(*注意  言及している一部はGCSRTの内容です)

私見ではこのコースは今後の我が国のジェネラリストにとって極めて有効かつ効率的な学び方であると確信したためにご紹介したい。

古今東西、大学病院の存在意義は変わらず、臨床・教育・研究の三本の柱が挙げられる。しかしこの数年自分が大学病院で勤務して感じたこととして、大学で勤務するジェネラリストにとってそのうち最も不安定な柱は「研究」の柱であると感じている。このことは先行研究からも複数提示されてきた1,2。しかし我が国のジェネラリストに対する研究面での支援やメンタリングは非常に限られた人しか得ることができていない。その理由は下記である。第一に、臓器別医学をベースに進歩してきた我が国の研究体制(主に実験基礎医学)では、ジェネラリストの横断的視点や視野やまた興味を持つリサーチクエスチョンとの解離がある。第二に、ジェネラリストが活躍する、地域の診療所や市中病院で研究体制が十分に整っておらず、研究を実施する場合のメンターを獲得しにくいことがある。

ではどうすれば研究の手法を身につけ、「研究」の柱でも活躍できるジェネラリストを育成できるだろうか?その答えとして、筆者はこの海外遠隔教育にあると確信しているのである。ハーバード大学医学部の進めるコースは世界65カ国以上から150人以上の学生が臨床研究を学ぶために集まるインターネットを用いた遠隔教育である。多くの授業は自分の決めた時間で授業を受けることができるために多忙な臨床実務家にとって都合が良い。地球上の全受講生が集う授業は日本時間では21時から24時の間に開催されることが多く、我が国の参加者の働き方を考慮しても工夫すれば参加可能であった。また具体的な内容としては、臨床研究を立案するデザイン方法から統計ソフトのSTATAを用いた実際の検定の方法、論文の書き方から実際に海外のグラントに研究費を申請する研究計画書の作成方法等、非常に実務的なものに集約されていることを強調したい。中でも感銘を受けたのは、プレゼンテーションの方法、研究チームを作成して円滑に運営するリーダーシップ、またカリスマになるためになどのノンテクニカルスキルの講義も充実していたことだ。

実際に目の前に患者がいる臨床現場では重要なリサーチクエスチョンが浮かびやすい。ジェネラリストが地域で臨床を行うがゆえに発生する研究面でのデメリットは新しい学び方である海外の遠隔教育を用いることでデメリットをメリットに変える事ができると確信している。

 

 

 


心機一転 

2020-01-06 13:03:34 | 総合診療

皆様

あけましておめでとうございます。

 

2019年の締めくくりは青木先生宅の忘年会でそっと2020年こそは頑張ろう!と意気込んでいましたが・・

5日間連続の冬休みは何もせず。お餅の食べ過ぎで激太りしました。

 

さて、誰とも敢えて連絡を取らず(といっても、やたら返信に時間がかかりましたが)、新しい車で日本を2000km走破してファミリーサービスに勤しんでいました。なかなか何もしない冬休みはいいですね〜、新しい試みでした。

ということで、今年は何よりも時間の使い方を大切にしようとおもいます。

早速、一昨年読んだ本を年末にもう一度読みました。

 

下記に箇条書きで、2回目に読んで記憶に残った文章を記載しておきます。

 

自分の集中力を保つために。尊敬している師匠が自分の隣に座り、自分の仕事ぶりに目を光らせてることを想像し、緊張感を持つ。

集中力がどうしても切れてしまうのを極力減らすため。限られた時間を有効活用するため。スマホやパソコンの通知機能やアラーム機能は全てオフにしてタスクシフトが一切起きないようにする。

・絶対に取り組まなければならない大事な事で、気分が乗らないようなものは、とりあえず朝一にまず5秒始めてみる。 

仕事が頼まれ、集中しやすい場合には確実にNOと言える方が信頼されやすい。本当に自分がやらなければならないことを選びたい。『今すぐには無理です』と『私には無理です』は同義ではない。前者は今の職場に責任を負っていることを示しただけ。

・とても良い仕事をするためにはVital fewを大切にする。これは瑣末な多数の仕事と、僕わずかな重要なものを的確に区別できるかどうか。来年からやりたい

・多忙であることを強調する人は『成果』よりも『多忙さ』に安心してしまっている。


です。ということで、今の時代、メールなり、Facebookなり、何かとスマホから通知が来るので、タスクシフトの時間が勿体無いので、OFFにして自分の乗る時間の区切り区切りで5分休憩を入れながら仕事に取り組んでいこうと思います。

 

 

とても良いアプリを見つけました!

こりゃいいです。今は、25分毎にタイマーを鳴らして、5分休んでToDoListをシングルタスク化して撃破していく方法。

とりあえず三日坊主を目指してやってみます。

 

皆さま、今年もゆんわりとよろしくお願い申し上げます。