第四部 Generalist in 古都編

Generalist大学教員.湘南、城東、マヒドン、出雲、Harvard、Michiganを経て現在古都で奮闘中

闘魂ホスピタルケア東京【東京城東病院総合内科ディヴィジョン】

2014-11-14 19:08:34 | 総合診療
さてチーフ志水太郎先生が作成してくれた下記ブログにも報告がありますが、
http://blog.goo.ne.jp/nhospitalist

1日1名のみに絞ったゲストティーチングである闘魂ホスピタリストが開始されました。
本日、第一号(米国医大を卒業しているM先生は特別0号ですよ)の医学生が千葉から来られました。

早速、感想を頂きました為に転記します。

以降、来院された医学生は感想文等のコメントは勿論私でも良いのですが、M先生を感想兼アンケート部長としますので
そちらの連絡先をお伝えしますね。

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11/14(金)、城東病院での闘魂外来に参加させて頂きました。

全般的な印象は、「もの凄い」の一言です。great physician達が一つの小部屋に集まり、この世の楽園を見ているようでした。 スマホで色々なアイデアが雑談として繰り広げられる様子は、飛ぶ鳥を落とす勢いのベンチャー企業の企画会議のようでした。新しい時代が始まる音が聞こえました。時代はこうして作られていくんだ、、と目撃した気分です。

1臨床、2教育、3研究、全てが申し分なかったです。

1.臨床面では、事前情報なしに患者さんの診察し、鑑別診断をし、カルテを書き、適切なフィードバックを頂きながら、最終診断まで辿り着く事が出来ました。また患者さんから大切な皮膚感染症も学ばせて頂きました。

2.教育面では、日本の医学部教育では経験する事のない能動的なもので、医学生の身ながら診療の最前線に立たせて頂きました。身体診察も、文字通り頭の先から爪先まで、学ばせて頂きました。個人的には身体診察からのHb値の推定や、Terry's nailや聴打診などが心に残っています。先日サパイラを読んだ時にはそのあまりに深遠な身体診察の世界に圧倒され、意気消沈していましたが、今回「大丈夫、サパイラは読めるようになる」との言葉を頂き、勇気を頂きました。 成人教育理論に則った効率的な教育手法は、今後自分が指導する立場になった時のモデルとなるものでした。

3.研究に関しては、個人的な経験から、研究費獲得のための研究に心底ウンザリしていた自分に対し、「臨床上本当に意味のある研究を楽しく研究すればいいんだよ。そしてそのための研究手法は既にあるんだよ」との言葉を頂き、目が覚める思いでした。

最後に、道なき道を行くものとしての覚悟、闘魂を注入していただきました。 6年間の医学部教育の締めくくりに相応しい素晴らしい教育機会となりました。 お忙しい中、ご指導頂いた和足先生には本当に感謝しております。ありがとうございましたーーーーーーーー! (YY 千葉6年)

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