日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

ビワ(枇杷)

2022-12-25 07:00:00 | 植物

「ビワ(枇杷)」の白い花を見つけました。

ビワは冬の寒さにも負けず、小さな花を次々と咲かせていました。

 

ビワって意外と身近にあるのに、今まであまり花を意識した事がなかったんです。

花が小さくて、全体が綿毛に覆われているため見えないからなのか、開花していてもなかなか気が付かないんですよね。

遠目に見ると木に茶色い塊があるのが分かるけれど、まさかその中に花があるとは思えないんです。

 

でもよく見ると、茶色い綿毛の毛布を脱ぎ捨てて、この寒空の中に今にも咲き出したいと思っているようなのです。

その頑張っている様子は応援したくなりますね。

 

おしくらまんじゅうをしているように、我先にと開きたがっているようにも見えますね。

ビワはとっても花付きが良いらしく、1つの花房に10~20個の蕾をつけるようです。

そうすると1本の枝、1本の木となるとものすごい数の実ができることになりますね(゚ロ゚)

そういえば、植えっぱなしになっている木にいっぱい小さな実が生っているのをよく見たことがあります。

 

花を拡大するとバラ科だと分かりますね。

 

この花房は花が終わってしまったのでしょうか?

 

冬に開花するビワはどのようにして授粉するのか不思議でした。

何もわざわざ虫がいなくなる冬に咲く意味があるのかしら?、などとと思っていました。

そうしたら、全く逆でした。

冬でも活動する虫は存在しているので、他の花が少ない冬に開花することで、こうした虫たちを独り占めにしているようなのです。

実の生る一般的な植物とは違って、ちょっと変わっていますね。

 


 

学名: Eriobotrya japonica

英名: (Japanese)Loquat

別名:ヒワ、蘆橘(ろきつ)

科名・属名:バラ科 ビワ属

原産地:中国南西部

 


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8 コメント

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枇杷葉 (アナザン・スター)
2022-12-25 10:36:17
枇杷葉の花、早ければ10月には咲き始めます。
品種は房州かな?
我が家には、長崎茂木を始め、田中も、白枇杷・土肥もありますです。
自然発芽したのは交配で育っています。

苗も数十本、花芽も次々と付いて、今年は来夏が生り年なのもあって、物凄い数です。
冬の寒さが苦手で、花芽の儘枯れてしまうこともあり摘果しないので程々に。

花芽茶やエキスでの化粧水にはこの時期のを採取して、ホワイトリカー35℃に漬けます。
花芽茶は、お茶パックに詰めて、冷凍庫での管理です。
お茶葉作りには、小寒から節分までの期間。
生葉のエキスもこの季節が好いのよ。
詳しくは、拙過去ログに。

苗の移植は、旧暦での霜月からで、それ以外はその土地の条件も加わりますが、立春を過ぎたら動かさないのが賢明です。

薬効に優れていますので、大薬王樹・無痛扇とも。
お釈迦さまや、イエスも用いた記述有り。
体内の血管の掃除をする為、若返った?感も。

肌が艶やかになり、紙魚や雀斑、体臭も消えたり薄くなります。
何よりも、医者に罹ることが減少します。
其処には自然を畏怖し、森羅万象を信じることで成り立つ摂理がありますよ。

心のありようを問われる昨今、やさしい香りに包まれます。
返信する
Unknown (warata)
2022-12-25 21:02:29
アナザン・スターさん

こんにちは!
ビワについていろ教えてくださりありがとうございます。すごく勉強になりました。
私が育った地方では「葉の裏の細かい毛で喘息になってしまうから、庭には植えてはいけない」などとも言われていました。
それなのに近所にはたくさん植えられていました。
こうして薬効も優れていることも証明されているというのに・・・
本当はどうなんでしょうね。
返信する
烏の大好物 (アナザン・スター)
2022-12-26 14:56:12
枇杷の実は、野鳥は無論ですが鴉の大好物です。
詰まり、忌み嫌われる原因です。

ところが、鴉は利口なんですわ。
それは枇杷の実を啄んでだからです。
自然発芽した苗が沢山ありますよ。

或いは、薬効に優れていて、近所迷惑な程人が押し寄せるからでも。

奈良の施薬院をご存じでしょうか?
光明皇后が千人行をされていますね。
枇杷葉は、遣唐使で吉備真備が持ち帰えりました。
仏典・仏教と共に広まったのです。
弥勒菩薩・観音菩薩が晄に現れます。

わたくしの使命なのかもです。
或いは奈良時代に成し遂げ得られなったことを、現世で行えとの約束事かも。

最近、枇杷湯に浸かっての方が、肌が艶やかになり冬独特の荒れが無くなったと教えてくれました。
なまじ温泉に行くよりも、わたくしは枇杷葉に入るのがいいと思えます。

個人の見解ですので、ご容赦ください。
但し、無農薬でなければ無意味です。
農薬を掛けないでも、甘さと果汁は市販品に勝りますよ。
この時期の花芽エキスも重宝します。
天に・宇宙への感謝で作られては?
返信する
Unknown (warata)
2022-12-27 00:03:45
アナザン・スターさん

こんばんは!
近くの農家さんに大きなビワの木があります。いただいてきて、早速枇杷湯を試してみますね。
返信する
枇杷湯 (アナザン・スター)
2022-12-27 11:16:11
近くの農家さん、農薬を掛けていますよ。
それを貰うよりは、自然の場所のがいいです。

農薬散布の生葉もですが、飲用すれば却って体質異変が起きないとも。

加えて、枇杷湯にされるのは、枇杷葉茶で飲用後。
生葉を直に入れるなら、1枚の5分の一程度です。
さら湯に容れて使いますが、痒みを伴うこともありますので注意されて。

拙ブログにて再三書いていますが、処方を正しく守ってでないと、独断や安易な方法では支障も出ますので。

農家さんの状態が良く分かりませんが、条件は無農薬です❣
質問等受けますので、判らないままではしないでください。
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Unknown (warata)
2022-12-27 11:40:46
アナザン・スターさん

ありがとうございます🙇‍♀️
農家のビワ、聞いてみました。
ビワに直接農薬は使っていないのですが、近くにあるバラや菊などにアブラムシ対策の薬を使っているらしいので、今回はそれをもらわず、ビワ茶を購入することにしました。
返信する
購入枇杷茶 (アナザン・スター)
2022-12-27 11:47:26
駄目ですよ!
購入の枇杷茶は、機械処理なので更に農薬散布です。
何処の農家さんも、農薬を掛けていない物はありません。
自然にある物は、散布対象ではないで安心です。
農薬たっぷりを飲むのは、毒を口にするのに等しいですよ。

我が家のは、寒中時期限定。
正真正銘の無農薬です。

儲けが主体ではないので、自然に委ねています。
拙ブログにおいでで、ご存じと思っていました。
返信する
Unknown (warata)
2022-12-27 14:59:31
アナザン・スターさん

色々とご教示ありがとうございます。
ビワ茶のことも良く考えてみますね。
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