蔵王の白濁した硫黄泉に入りたくてこの宿を選んだ。
温泉街から少し中に入った静かなところにあり、宿全体が落ち着いた感じだった。
電車とバスを利用して行ったので、現地で動くのに交通手段がなかったが、宿の計らいで「大露天風呂」までの送迎が嬉しかった。
この宿のお風呂は内湯と、玄関から出て駐車場を30mくらい歩いた先にある湯舎の２ヶ所あり、内湯は天然温泉になっていなく、蔵王の地下水を沸かしたものだった。
外湯は蔵王の白濁した硫黄泉そのものを引いてあり、檜造りの半露天風呂になっていた。
源泉掛け流し、硫黄の臭いのする、強酸性のとても良いお風呂だった。
入り口には足湯もあった。
宿から出て行くため、少し面倒に思う人もいるかもしれない。
食事について。
食事は料理の宿と謳っているだけあって、手の込んだオリジナルのものが多く、目でも楽しませてくれた。
どれもこれも全部美味しかったが、特に宿のオリジナル、そばがきの鍋が珍しく美味しかった。
また違った季節に行って、その季節のものを食べてみたいと思った。
