秋も深まっているのに「センニンソウ(仙人草)」の花がまだ咲いているのを見つけた。
「エッ、まだ咲いてるの? とっくに咲き終わったものだとばかり思っていたのに・・・」
もう葉っぱは黄色くなりかかり、一部の花は既に実になって、白いヒゲが伸びているのに、まだ咲いていた。
花の終わったセンニンソウは扁平で赤っぽい色の実が出来て、そこから白いヒゲが綿毛のように伸びてくる。
だから花が咲いている時には花で、花が終わった時には綿毛で真っ白く見えることもある。
この綿毛は雌しべの花柱なのだが、この綿毛がセンニンソウの名前の由来にもなっている。
花が終わって数日経った時の様子。
扁平で卵型のものが実で、そこからヒゲ(綿毛)が伸びている。
9月初旬、花が真っ盛りの時様子。
1つの花の大きさは2~3cmくらい。
十文字形の4枚のものは、花びらのように見えるが萼片(がくへん)で、たくさんある雄しべはそれよりも短いのが特徴になっている。
学名:Clematis terniflora
英名:Sweet Autumn Clematis
別名:ウマノハオトシ(馬の歯落とし)、ウマノハコボレ(馬歯欠)
科名・属名:キンポウゲ科 センニンソウ属
原産地:日本、台湾、中国、朝鮮半島
野原で、飄々と咲いていますよ。
何だろうと思うまでもなく、白い花なので見つけ易いですね。
田舎では、誰も見向きもしません。
デジカメで撮っているのも、わたくしぐらいです。
星の瞳で、きゃあ~もね。
来春にはNHKの朝ドラ、牧野富太郎博士でしょう。
そうなってからが賑やかだろうなぁ。
こんばんは!
センニンソウは大好きな花です。
この名前は誰が付けたのか調べても分かりませんでした。やっぱり牧野博士なのでしょうか?
でも、咲いている時の花の様子からはその後の仙人の髭は想像しがたいです。
せめて花が終わった時でなく、咲いているときのイメージで名前を付けて欲しかったなぁ~、と思っています。
8月、鎌倉 天園コースで見たことがあったから。
こんにちは。
満開でしたか、それはすごいですね。
私が見たのは淋しそうに咲いているものでした。
最近はこのように時期外れに咲いている花をよく見ます。ヤマブキ、ハコネウツギなども咲いていました。
どうしてなのでしょうね、最近の異常気象などのせいなのでしょうか?