今日の散歩中に見つけた花---ドクダミ
この時期になるとどこでも見られ、誰でも知っている花、可愛い花なのに名前がねぇ・・・
と思ったら、この名前は花が毒じゃなくて、「毒を抑える」という意味らしい。
だから花には罪がなく、逆にとっても役に立つ花だった。
ドクダミの葉にある独特の臭気は「デカノイル‐アセトアルデヒド」という物質で、これが優れた薬効を持っている。
そのため、別名は十役、十薬(じゅうやく)などと呼ばれている。
ドクダミの花をよく見てみると、ガクと言われるものがない。
そう、この白い4枚の花弁のようなものは、「総苞」と言われるもので、中央の黄色い部分に本当の花(花序)が集まっていて、それぞれの花には花弁はない。
学名:Houttuynia cordata
別名:十薬(じゅうやく)、ドクダメ(毒溜め)など
科名・属名:ドクダミ科 ドクダミ属
原産地:東アジア