日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

カンナ(追記あり)

2021-07-21 07:00:00 | 植物

「カンナ」は昔から夏になると良く見ていた花。

 

 

子どもの頃、「カンナ」のことを「ダントク(檀特)」と教わったような気がする。

だから檀特カンナの和名なのだとずっと思っていた。

その言葉を思い出したので、調べてみた。

檀特はカンナ科の多年草、日本に入ってきたのは江戸時代。

原産地のインドから渡来して、「ダントク(檀特)」という名前はインドのガンダーラ地方にある「壇特山」と言う山に生えていたからだとか。

でも、当時入ってきた檀特はすでに見られなくなり、今では鹿児島県などの暖地に多少残っているとのことだった。

「檀特」について、花の様子の詳細があった。

元々カンナ科なので、全体の姿はよく似ているが、1本の茎に付いている花の量は少なく、地味に見え、花弁が細くシャープでキスゲやキツネノカミソリのようなもの、となっていた(画像がないので、検索してネ)

更に、今見られる「カンナ」は、明治時代の渡来で原産地が熱帯アメリカだとのこと。

そう、檀特とカンナは全く別物で、檀特を原種としてカンナが作り出されたということだった。

結局、昔からずっと見ていたものは「檀特」ではなく、「カンナ」で良かったのだ。

 

 

 

 

 


 

学名:  Canna

英名 : Canna lily

科名・属名:カンナ科 カンナ属

原産地 : 熱帯アメリカ

 


 

------- ここから追記 ------

 

 

[ダントク(檀特)]

 

見つけました。

花がシャープでキツネノカミソリのよう。

多分、これがダントクだと思う。

 

 

 


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