日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

クサギ(臭木)

2021-08-23 07:00:00 | 植物

今年の8月は暑いうえに雨続きだったりして、なかなか散歩にも出られなかった。

今日はいつもよりも暑くなく、過ごしやすいと思ったので、久々に大きな公園まで足を延ばしてみようと、張り切って家を出たのだけど・・・

やっぱり歩き始めたら暑いし、公園は緑の葉っぱばかりがが生い茂っているだけで、花も少ないし、来なければよかったと後悔してしまった。

それでも少し歩いていたら大きな木に花が咲いているのが見えた。

「クサギ(臭木)」だった。

 

 

 

里山を歩くと結構な確率で見ることができるクサギは、その名の通り「臭い」ということで有名。

でもそれは葉っぱの話で、花はほんのりと甘いような、いい香りがすることはあまり知られていない。

ジャスミンやユリの香りに似ていると思う。

葉っぱにしても、強く揉んだりしなければ何ともないし。

葉を揉んで臭いを出したとしても、ちょっと薬品臭っぽいくらいに感じるだけ。

でも、それがカメムシの臭いだって言う人もいるけど、そうかなぁ・・・

あまり気になるほどではないと思うけど。

これは名前を付けた人が悪いと思う。

クサギ=臭い木、だから臭くなくちゃいけないと思い込んでしまっているのかも。

 


 

学名: Clerodendrum trichotomum

英名: Harlequin glory bower

別名:クソクサギ、イヌノクリ、ベニバナクサギ

科名・属名: シソ科 クサギ属 (従来はクマツヅラ科だったが、現在はシソ科に分類されている)

原産地 :東アジア

 


 

花が終わり、秋になると萼は真っ赤になり全開して、中央に黒い実が生る。

 

実が落ちた後、萼だけ残る。

 

 

 


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