この日の予定はテカポからマウントクック国立公園とワナカに寄りクイーンズタウンまで行く予定だった。
最初に寄った「マウントクック国立公園」は、世界遺産にも登録されている、ニュージランドを代表する景勝地。
3000m級の山々が連なり、本格的な登山や気軽なハイキングコースなども多くある場所で、いつも多くの観光客が訪れている。
マウントクック国立公園の拠点となるマウントクック村には有名な山岳リゾートホテル「ザ・ハーミテージホテル(The Hermitage Hotel)」がある。
このホテルまで行き、ここから雄大な山岳風景を眺めたり、ハイキングをしたりする予定だった。
ところが山の天気は気まぐれで、この日は大雨、しかも寒く、ハイキングどころじゃなかった。
写真をとることさえ出来なかった。
こんな時ツアーは自由がきかない。
ここではオプショナルツアーで氷河の遊覧飛行を申し込んでいた人がいた。
大雨の中でもスケジュール通り催行しなければならないのだから大変。
ツアー参加者以外は何も出来なくてホテルで過ごすしかなかった。
でも、ツアーに参加しなくてよかった、雨で何も見えなかったらしいから。
結局、マウントクック国立公園では「ザ・ハーミテージホテル」でお茶を飲んだだけだった。
マウントクック村を後にして、次は「ワナカ」へ。
ワナカは南島の山脈、サザンアルプスに囲まれ、雄大な自然と、ニュージーランドで4番目に大きな湖の「ワナカ湖」がある。
湖には「The Wanaka Tree」という、柳の木の一種のシンボルマークの木があり、この湖もポスターによく使われている。

[ワナカ湖]
ワナカ湖の周辺では散策する人、ボートに乗る人、湖岸で寝そべっている人などがたくさんいた。
観光客というよりも保養のためにリゾートホテルに泊まっている人が多いようだった。
ツアーは忙しく、のんびりと出来ない。
ワナカではほんの少しの休憩時間だけですぐにクイーンズタウンに向かった。
途中「アロータウン」でも休憩しながら、ここで買い物タイム。
「アロータウン」はゴールドラッシュと共に発展した街で、いまだに19世紀の建物などが残っているかわいい街。
メインストリートには土産物屋さん、パン屋さん、チョコレート屋さん、カフェなどがかわいいお店が並んでいて、お店をのぞくだけでも楽しかった。
アロータウンから目的のクイーンズタウンまでは30分ほどしかかからなかった。
それでもクイーンズタウンに着いた時は既に夕方になっていたので、すぐにホテルに入った。
ホテルはワカティブ湖の前にある「リッジス・レイクランド・リゾート」だった。


時々雨が降っているような天気だったが、ここでは晴れてきて、虹が出ていた。

[ワカティブ湖]
クイーンズタウンでは特に観光はせず、夕食のために市街地に出て、食後にショッピングモールで買い物をしただけだった。
翌日はすぐに「ミルフォードサウンド」に行く予定になっていた。