若い人はグミといったらお菓子のことだと思うかもしれないけれど、「グミ」という木があります。
それはお菓子とは全く関係なく、昔からあって夏になると赤い実が生る木です。
その実は見た目がサクランボを楕円形に伸ばした形をしていて食べることができます。
味は甘酸っぱく、渋みがあります。
でも、スーパーなどでは売られていないということは、商業的には栽培されていないのかもしれません。
グミの花が咲いていました。
現在、日本のグミの木は15種類くらいが自生しているようです。
それで、この木の品種は何だか分かりません。
でも見分け方があるようです。
① 冬に落葉すればナツグミ、ビックリグミなどで、常緑なのはナワシログミ、セイヨウグミなど。
② 開花時期は3月〜4月はビックリグミ、4月〜5月はナツグミ、10月はナワシログミなど。
③ 実が熟す時期は5月〜6月はナワシログミ、6月〜7月はビックリグミ、7月〜8月はナツグミ、9月〜11月はアキグミなど。
3月に花を見られるのは「ビックリグミ」ですね。
この木が6月〜7月になって赤い実をつけるようになれば確定のようです。
学名:Elaeagnus
英名:Silverberry、Oleaster
別名:シルバーベリー
科名・属名:グミ科 グミ属
原産地:アジア、ヨーロッパ、北米