日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

センナリホオズキ(千成酸漿)

2022-10-27 07:00:00 | 植物

サツマイモ畑の端っこに1株だけ見つけた。

ホオズキのような葉っぱに2cmほどの緑色の実が生っている。

これは何?

以前に見たシューフライ(クロホオズキ)に似ているけれど、実が緑一色、そして花はクリーム色に紫色が入っている。

 

 

似たような仲間を検索してみた。

「オオセンナリ」、「ヒロハフウリンホオズキ」、「センナリホオズキ」、というものが見つかった。

同じような名前なので紛らわしい。

でも、その中の「オオセンナリ」のことは、以前にシューフライのことを書いた時に調べていたから知っていた。

そして「ヒロハフウリンホオズキ」は、袋の脈が紫色~褐色になっており、花の中心の色は茶褐色、葉の縁には不規則に鋸葉があり、ほとんど毛がないとのこと。

それに比べて「センナリホオズキ」は袋の脈が緑、花の中央は濃い紫色、葉の縁には粗い鋸歯、毛深いとなっていた。

それらを考えたところ、これは「センナリホオズキ(千成酸漿)」に間違いないということになった。(間違っていたらスミマセン)

 

それにしても、さすがセンナリ(千成)、びっしりと実がついていた。

 


 

学名:Physalis pubescens

英名:Ground cherry

科名・属名:ナス科 ホオズキ属

原産地:熱帯アメリカ

 


 

かつては「ヒロハフウリンホオズキ」と混同されていたらしいが、現在では別物として扱われているそうだ。

昔はこの実が解熱剤として利用されていたようで、浅草寺のホオズキ市もこの「センナリホオズキ」を販売することから始まったらしい。


  

コメント
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