サツマイモ畑の端っこに1株だけ見つけた。
ホオズキのような葉っぱに2cmほどの緑色の実が生っている。
これは何?
以前に見たシューフライ(クロホオズキ)に似ているけれど、実が緑一色、そして花はクリーム色に紫色が入っている。
似たような仲間を検索してみた。
「オオセンナリ」、「ヒロハフウリンホオズキ」、「センナリホオズキ」、というものが見つかった。
同じような名前なので紛らわしい。
でも、その中の「オオセンナリ」のことは、以前にシューフライのことを書いた時に調べていたから知っていた。
そして「ヒロハフウリンホオズキ」は、袋の脈が紫色~褐色になっており、花の中心の色は茶褐色、葉の縁には不規則に鋸葉があり、ほとんど毛がないとのこと。
それに比べて「センナリホオズキ」は袋の脈が緑、花の中央は濃い紫色、葉の縁には粗い鋸歯、毛深いとなっていた。
それらを考えたところ、これは「センナリホオズキ(千成酸漿)」に間違いないということになった。(間違っていたらスミマセン)
それにしても、さすがセンナリ(千成)、びっしりと実がついていた。
学名:Physalis pubescens
英名:Ground cherry
科名・属名:ナス科 ホオズキ属
原産地:熱帯アメリカ
かつては「ヒロハフウリンホオズキ」と混同されていたらしいが、現在では別物として扱われているそうだ。
昔はこの実が解熱剤として利用されていたようで、浅草寺のホオズキ市もこの「センナリホオズキ」を販売することから始まったらしい。