日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

コセンダングサ(小栴檀草)

2021-11-01 07:00:00 | 植物

俗に「ひっつき虫」と呼ばれているもの、でも虫ではない。

この草の名前は「コセンダングサ(小栴檀草)」

花よりも種の方が馴染み深いかも。

 

 

空き地や道路脇などに群生していることが多い「コセンダングサ」

歩いていてちょっと草むらなどに寄ったりすると、服などにこの種がついて、本当に迷惑。

でもしょうがない、種の目的は子孫を残すことなのだから。

自ら動けない植物は、風や鳥、時々は人間にお願いして種を運んでもらわなければならない。

「コセンダングサ」なりに考えてこのような形の種になったのだろう。

一つ一つの種にトゲをさかさまにつけて、絶対に離れないようにくっつく。

植物ながら侮れない。

「コセンダングサ(小栴檀草)」の花期は9月〜10月。

全体の丈は1mほどにもなる。

茎は四角く角ばり、上部に黄色い花をつける。

花は筒状花のみで、舌状花はない。

 


 

学名:Bidens pilosa L. var. pilosa

英名:Common beggar's tick ,Hairy beggarticks

科名・属名:キク科 センダングサ属

原産地:熱帯アメリカ地方原産。

 


 

「コセンダングサ」に似た花を集めてみた。

 

① 「アイノコセンダングサ」

 

特徴はコセンダングサと同じで、外側の筒状花の何個かが大きく白色になる。

 

② 「コシロノセンダングサ」

コセンダングサの変種で、暖地に多い。

花には白色の舌状花が4〜7個ほどあり、舌状花は5〜7mmくらいになり、結実は筒状花のみ。

暖地にあるとのことで、先日行った鹿児島の「たまて箱温泉」の周りにたくさん咲いていた。

 

③ 「アメリカセンダングサ」

アメリカ原産。

特徴は、茎が暗紫色、葉状の総苞が花を取り囲んでいる。

 

[アメリカセンダングサの種の形]

 


 

[お知らせ]

このブログも2年余り続けてまいりましたが、こちらの事情で頻繁に更新するのが難しい状態になってしまいました。

それで、ブログを終了しようと思いましたが、やっぱりどうにか続けていきたいとの思いの方が強く、それならば細々と続ければいいと思うようになりました。

だから、このページは残しておき、今後はできる時だけ書き続けようと思います。

この2年間、たくさんの方に応援していただいたおかげで続けてこられました。

本当に感謝しております。

ありがとうございました。

これからも皆様に忘れられないように、時々アップしていきますので、思い出したときでも立ち寄っていただければ、と思っております。

 

----  warata  ----

 

 

コメント (8)
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