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日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

蔵王温泉大露天風呂

2020-10-27 07:00:00 | 温泉

蔵王温泉大露天風呂は温泉街のメイン通りから細い坂道を上った一番上にある立ち寄り湯。

名前の通り、一度に200人は入れるという大きな露天風呂は、温泉街に数ある日帰り風呂の中で一番人気のあるお風呂になっている。

 

 

 

駐車場から屋根がドームのようになっている階段を降りていくと、受付がある。

渓流沿いにあるため、上流が女湯、下流が男湯と分かれている。

女性用に入ると大きな岩風呂があり、周囲には山が広がり、脇には小川が流れていた。

流れている川も温泉になっているので、寝そべることもできた。

 

 

[脇を流れている小川]

 

男性用の方は大きな湯船が2ヶ所あるらしいが、女性用の方は大きい湯船1ヶ所と脱衣所の下に小さいものがあった。

洗い場、シャワーなどはなく、自然のままの温泉をそのまま流し入れているだけ。

硫黄臭のする温泉は強酸性のため、目に入ると痛くなるほどだった。

大自然の中の温泉なので、四季それぞれ違った風景の中で入るのは最高だと思う。

 

[脱衣所の下の湯船]

 

 


奥会津 しらかば荘

2020-09-27 07:00:00 | 温泉

奥会津、福島県昭和村唯一の温泉宿泊施設の「しらかば荘」。

 

この施設は第三セクターの(株)奥会津昭和村振興公社が運営しているらしく、外観は大きな公共の宿といった感じだった。

 

 

日帰り温泉を利用するだけなので、宿泊施設の内容やサービスなどは分からないが、フロントのスタッフは親切に対応してくれた。

温泉は敷地内に自家源泉があり、ナトリウム塩化物泉、掛け流しになっている。

お風呂は内湯が熱めと温めのお風呂、それと露天風呂があった。

訪問したときは他に誰もいなく、大きなお風呂がもったいないような気がした。

 

 

[内湯]

窓が大きくて明るい浴室だった。

 

[露天風呂]

それほど大きくはないが岩風呂になっていた。

 

 


変わった方法の温泉冷却装置

 

ここでは熱い源泉の温度を下げるために加水せずに、竹の枝を利用している。

この方法は高いところに藁葺き屋根のように、竹の枝を何層にも重ね、源泉を上から流すというもの。

源泉が竹の枝を伝って空気に触れると表面積が増えることによって温度が下がる、という仕組みになっていた。

竹は熱に強く耐久性もあり、枝が細かく分かれているために利用するらしい。

駐車場にこの施設があり、ここからお風呂に温泉を注いでいる。

 

竹製温泉冷却装置「湯雨竹(ゆめたけ)」と言って、大分県別府市にある「ひょうたん温泉」の特許で、ここからいろいろな温泉地に広がっているらしい。

 

 


すずめの湯

2020-08-13 07:00:00 | 温泉

阿蘇五岳の一つ、烏帽子岳の山麓に「地獄温泉」という名前の温泉がある。

すごいネーミングだが、由来は温泉の裏山にガスが噴出して、草木の生えていない場所があるからだとか。

そこには「青風荘」という宿が一軒あり、別棟に日帰り施設の「すずめの湯」がある。

数年前の熊本地震のために休業していたが、昨年春に再開した。

まだまだ工事中のような場所もあるが、再開してくれたのはうれしい。

地震の時は道路が寸断し、宿泊施設も土砂に埋もれてしまったらしいが、唯一残った「すずめの湯」を復興の第一歩として再開し、以前は混浴だったが、「誰しもが気軽に入れる温泉」ということで、湯浴み着を着て入れるようになった。

 

 

細い山道をくねくねと走っていくと、手前には垂玉温泉があったが、こちらは未だに休業中らしい。

突き当たりに「すずめの湯」があった。

 

駐車場の上にある、日帰り温泉の受付は、木造の明るいおしゃれな建物だった。

震災後に新築したようだ。

こちらのお風呂は混浴の「すずめの湯」、男女別の「元の湯」と「たまごの湯」がある。

どの湯に入るかは選べるようになっていたので、今回は「すずめの湯」と「たまごの湯」の両方に入ってみることにした。

最初は「すずめの湯」から。

 

[受付棟]

番号付きのキーをもらい、ロッカーなどはその番号の場所を使うようになっていた。

 

 

 

受付後、奥のドアを出ると坂を下るようにして細い道があり、表示板通りに進んだ。

 

 

 

坂道から下の「すずめの湯」を見たところ。

ここから真っ白い温泉が見えて、ワクワクしてきた。

 

 

[女性用の更衣室の入り口]

表示は何もなかったが、扉を開けたら脱衣所だった。

 

脱衣所はあまり広くはないが、扇風機などはあった。

今回は水着を持参したが、持っていない場合は売店で湯あみ着を売っている。

奥の扉を開けたら湯船だけがあり、「すずめの湯」に入る前にここで掛け湯するようだ。

そのためだとしても十分に立派な湯船だった。

 

 

そして左にあるドアを開けたら通路のような休憩所らしきものがあり、その向こうに「すずめの湯」が見えた。

 

左側が熱めの湯、右が温めの湯。

ちょうど先客が出て行ったので、他には誰もいなく、のんびりと入れた。

ここは単純酸性含硫黄温泉。

足下から湧出していて、硫黄の匂い、源泉掛け流し、加温一切無しの温泉だった。

 

 

 

 

 

湯上がりのほてった体のまま受付棟に行き、次の「たまごの湯」を目指した。

 

[右側がたまごの湯]

 

「たまごの湯」は受付棟の前にある階段を上って行く。

こちらも新しく造られた場所で、外観も内側も木のぬくもりたっぷりだった。

浴室は明るくて開放的、シャワー設備なども整っていて、石造りの湯船からは阿蘇の景色が見えた。

 

 

 

 

震災後から「地獄温泉清風荘」は「地獄温泉青風荘」へと文字を変えた。

これは古き良きものは残しつつ、新しい風を受けて行こうという考えかららしい。

 

 

青風荘から少し下ったところにある、「垂玉温泉」の前に水量が多く、落差もあるダイナミックな滝があって、思わず車を止めた。

「金龍の滝」。

夕方は夕日に映えて、あたかも金色の龍が天に昇っていくように見えることか名付けられたらしい。

 

 

 

 

 

 

 


竹瓦温泉

2020-08-06 07:00:00 | 温泉

別府の中心部にある竹瓦温泉は明治時代からある共同浴場。

日帰り湯と砂湯がある。

建物の外観は趣があり、道後温泉に似たような造りになっていた。

この建物は「登録有形文化財」になっているらしい。

 

 

 

中心部にあるため、ここに行くまではいわゆる飲み屋街のようなところを歩いて行った。

道路を曲がったら旅館の様な建物が見え、入り口に「竹瓦温泉」と書いてある「のれん」がかかっていた。

これが「竹瓦温泉」かと思い、あまり立派なので、見上げてしまった。

玄関先には昔風のポスト、整備された歩道にはベンチもあり、風呂上がりらしき人が座っていた。

 

 

早速入ってみた。

レトロな感じの室内に受付があり、お風呂と砂湯があり、選べるようになっていた。

今回は砂湯の体験をしてみた。

利用したことがあるかと聞かれたので、初めてと言ったら、簡単な説明をしてくれ、浴衣をもらい砂湯の浴室へ。

脱衣室は男女別になっているが、砂湯は一緒。

この時は他に人がいなく貸し切り状態だった。

砂かけさんが穴を掘ってくれたので寝そべったら、どっしりと重い砂を掛けてくれた。

基本は15分らしいが、すぐに汗が出てきてサウナ状態。

15分は無理だった。

 

その後はシャワーと上がり湯に入り終了。

 

今回入らなかった日帰り湯の方もレトロな感じで良さそうだったので、次の機会には是非入ってみたいと思った。

 

 

 

 


豊礼の湯

2020-07-30 07:00:00 | 温泉

熊本県小国町、わいた温泉郷にある豊礼の湯。

「ここにしかない、鮮やかなホワイトブルーの100%天然自噴温泉」と謳った温泉。

宿泊施設もあるが、日帰りで利用した。

家族で貸し切りできる岩風呂や檜風呂もあるが、大浴場の方を利用した。

 

 

 

大浴場といってもそれほど大きくなくて、半露天風呂になってた。

湯船に浸かると目の前には「わいた山」が見え、絶景だった。

お湯の色は少し白っぽい青。

源泉が高温なので加水しているらしい。

家族風呂の方はコイン式で、お金を入れるとお湯が出てくると書いてあったが、こちらの湯船には掛け流しのお湯がたっぷりと入っていた。

 

 

お風呂に入ったあとは、地獄蒸しという設備があるので利用できる。

地獄蒸しは温泉の蒸気で食材を蒸す調理法で、食材を持ち込むこともできるが、ここでも売っている。

蒸し上がるのに時間が掛かる食材はお風呂の前にセットするらしいが、この日は卵だけ買ってお風呂の後に体験してみた。

 

 

地獄蒸し器の中にザルに入れた卵を吊し、下のコックを開くと一気に蒸気が出てきた。

卵は6~8分で蒸し上がった。

 

[宿泊棟]

 

 

ブルーのお風呂も珍しくて良かったが、地獄蒸しの体験も面白かった。