鹿児島旅行となっているがこの温泉は宮崎県えびの市にある。
旅行最終日は鹿児島県の北部を回って霧島に向かう途中にある「白鳥温泉上湯」で立ち寄り湯を予定していた。
以前に霧島の温泉巡りをした時に入り損ねた温泉だった。
この温泉は湯治宿になっていて、西郷隆盛が3か月ほど滞在したことでも有名な場所。
お風呂は内風呂とそこから続く露天風呂、少し離れた場所には蒸し風呂の3種類があった。
いつもは地元の人でいっぱいらしいのだが、この日は誰もいなく、ほとんど貸し切り状態だった。
この温泉は霧島山の中腹にあるので、露天風呂からは眼下にえびの市が一望できた。
内湯。
泉質は弱酸性の単純温泉で少し茶色っぽく、もちろん源泉かけ流しになっている。
源泉の温度は50度くらいあり、高めなので山からの水で調節しているらしい。
温泉棟の裏手にあるのが蒸し風呂。
小屋の背後にある山の中に白鳥温泉の「地獄」と呼ばれる源泉があり、蒸気を上げている。
その蒸気が吹きあがる場所に小屋を建て、天然の蒸し風呂を作ってある。
地元の人たちに人気なのはこの蒸し風呂があるからだとか。
ゆっくりと天然サウナに入っていたかったのだが、時間がなかったので早めに切り上げなくてはならないのが残念だった。
その後は霧島を通って鹿児島空港まで直行し、久々の旅行を終えた。