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日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

七味温泉「紅葉館」で立ち寄り湯

2023-05-02 07:00:00 | 温泉

長野県高山村にある七味温泉「紅葉館」で立ち寄り湯をしてきました。

ここは信州高山温泉郷となっていて、松川渓谷沿いに8つの温泉が湧き、その中の一番奥にあるのが七味温泉です。

2~3軒ある宿の中で選んだのが「紅葉館」でした。

 

[紅葉館・玄関]

 

秘湯ムードたっぷりの宿です。

「七味温泉」という名前は成分の異なる7つの温泉を混合していることからだそうです。

玄関に入ると『タヌキが入るからドアを閉めて』の張り紙がありました。

飼われているわけではなく、人慣れしている「タヌキ」が出没するそうなのですが、この日は現れませんでした。

玄関脇の受付で入浴料を払い、早速お風呂へ。

時間によって男女入れ替え制、昼間の時間は廊下の突き当たり、左側のお風呂でした。

まず内湯、湯船にはエメラルドグリーンの湯がたっぷり。

 

[内湯]

 

内湯の脇をさらに進むと薄暗い洞窟になっていました。

洞窟の中、白い温泉のため足下が見えなく、そろそろと歩いて行くと、広々とした露天風呂が待っていました。

 

広~い岩風呂、硫黄分たっぷりのエメラルドグリーンのお湯、その上源泉かけ流し、消毒・加温・加水なし・・・

温泉の色はその日の気温などで変わり、エメラルドグリーンになったり乳白色になったりするようです。

ゆっくりと至福のひとときを過ごしました。

この宿にはもう一つ、「炭色の湯」という小さな風呂があるそうなのですが、残念ながら入れ替え制の関係で入れませんでした。

このお風呂は70度と30度の異なる無色の2つの源泉を混ぜたら化学反応で温泉が黒くなって、硫黄分がとっても濃くなったということでした。

 

紅葉館の向かい側には「おばあちゃんのお風呂」がありました。

このお風呂は穴場らしいです。

「紅葉館」の先代の女将さんが営業しているようです。

だから「おばあちゃんのお風呂」なんですね。

 

男女別になっている野天風呂の内部です。

無人でしたがお金を払って、自由に入れるようになっています。

 

紅葉館の前の土手に咲いていた花です。

 

思いがけず、とっても素敵なお風呂に巡り会えました。

「紅葉館」は予約サイトでは扱われていないようで、宿に直接電話して予約するようです。

秘境の雰囲気がたっぷりの宿で食事もとても美味しいとの評判でした。

次は絶対に宿泊して「炭の湯」にも入ってみたいと思いました。

 


東北町の温泉③ 東北温泉

2022-07-15 07:00:00 | 温泉

青森県東北町の温泉巡りの最後、3ヶ所目は「東北温泉」

2ヶ所目の「八甲ラジウム温泉」から上北町駅まで再び歩いて戻ってきた。

「東北温泉」は同じ東北町でも青い森鉄道で青森方面に向かって一つ先、「乙供(おっとも)」が最寄り駅になっている。

ここは2度目の訪問。

以前、「日本で一番黒い温泉」というキャッチコピーに誘われて来たことがあった。

でも、その時はただ「日本一黒い温泉」を体験してみたいという気持ちだけで、モール泉だということは頭になかった。

だからもう一度チャレンジしてみようと、この日の宿泊先に決めてあったのだった。

 

ここは「乙供駅」から5分ほど歩いた先にあって、外観はおしゃれで、現代風。

日帰り客が多いのか、宿の前は広い駐車場になっていた。

3階建ての大きな施設で、1階が共同浴場、2階は食堂など、3階が宿泊階になっていた。

共同浴場付きのアットホームな雰囲気の旅館だと思ってもらえばいいのかも。

用意されていたのは10畳ほどの広さの和風のきれいな部屋だった。

一息ついてすぐに1階にあるに共同浴場に向かった。

全体的な雰囲気は都会によくあるスーパー銭湯などの温泉施設風、でも石鹸やシャンプーは持参するようで、利用者のほとんどはマイシャンプーの入った手提げカゴを持ってきていた。

宿泊者用のものは部屋に用意してあったので、それを持って行った。

結局ここは昔からの銭湯と現代的な温泉施設の中間のような感じの施設になっていた。

お風呂場は広く、大きな浴槽と小さな浴槽が3つ、高温風呂、電気風呂などに分かれていた。

その他にはサウナ、露天風呂もあった。

 

[露天風呂・女性用]

男性用は庭園の中にある露天風呂になっているらしい。

 

泉質は弱アルカリ性単純温泉で、もちろんモール温泉なので、肌はスベスベしっとり。

どの浴槽のお湯も真っ黒、茶色じゃなくて黒い、これが自慢の「日本一黒い温泉」。

露天風呂の湯温はちょうど良く、湯口からは少し硫黄臭のするお湯がドバドバと流れていた。

 

今回は東北町の3ヶ所の温泉を回ってみた。

この町には温泉街や大きなホテルなどがあるわけではないので、あまり有名な場所ではないのかもしれない。

でも、それぞれの温泉が素朴で地元に密着していた。

そして、湯量豊富で泉質もとても良く、温泉マニアじゃなくとも魅了させられる場所なんじゃないかな?

だから、観光地化はしなくともよいから、是非ともこのままずっと残してもらいたいし、今回入らなかった29ヶ所もいつかは利用してみたいとも思っている。

 

 


東北町の温泉② 八甲ラジウム温泉

2022-07-13 07:00:00 | 温泉

東北町の温泉、2ヶ所にチャレンジしたのは「八甲ラジウム温泉」

上北町駅にはタクシーが数台あったが、貧乏旅行なのでタクシーという選択肢はなかった。

暑い中をひたすら歩いた。

でも、初めての道で全く知らない場所、物珍しさもありキョロキョロとあちこち見回しながら歩いたので、全く苦にならなかった。

駅から約20分、県道8号線沿いを歩いていたら前方に「八甲温泉」の看板が見えた。

ここはドライブインと宿泊施設も兼ねている温泉施設。

この町の温泉施設はほとんどが簡単な宿泊施設も併設しているようだ。

施設全体はお世辞にも綺麗とは言い難い。

正面がドライブイン、右側が宿泊棟の「発行旅館」と日帰り温泉の「八甲ラジウム温泉」になっていた。

 

日帰り施設の入り口には日本一大きな天然のラジウム原石が置いてあった。

 

ラジウムの原石なんて見るのも初めてだし、この石からラジウムが出るのかな? ってことは放射能が出ているのかな?

などとラジウムに関しては全くの無知。

とりあえず温泉へ、と温泉棟に入ってみたけれど、誰もいない。

「用事があったら押してください」とインターホンがあったので押してみたら遠くから声がした。

入浴したい旨を言ったら、「箱の中に200円入れて、どうぞ」と。

女性用の浴室に行ってみた。

8畳ほどの脱衣室と7~8人が入れるくらいのL字型の湯船がある浴室だった。

 

3人ほどが入浴中だったので、お断りして写真を撮らせてもらった。

鉄分が多いためか、浴室全体が茶色になっていて、お湯は掛け流し、奥にあるL字型のラジウム鉱石の真ん中から大量のお湯がどんどん出ていた。

浴槽は少し低くなっている手前側からお湯がザーザーと溢れていて、トド寝している人もいた。

(トド寝----青森、秋田県などの温泉で湯船からお湯があふれ出ているところに寝転がること、今までの経験では頭をケロリンの洗面器に突っ込んでいる人が多い)

湯船に入った瞬間、体がツルツル、ヌメヌメするのが感じられた。

これは驚き!

ちょうど塩素系の漂白剤が手に付いた時のような、あの感じ。

温泉分析では単純温泉となっていたが、こんな温泉は初めてだった。

入ってヌルヌル、上がってさっぱりといった感じで、今まで入った温泉でもこんな経験はたくさんあったが、その度合いが違っていた。

湯温もちょうど良く、これは長湯できると思いながら湯口に近づいたら少し硫黄臭がした。

そして湯船に浸かりながら地元の人たちとのおしゃべりを楽しんだ。

飲泉もできて、神経痛に良く効くと書いてあったが、こんな素晴らしい温泉に毎日入れる近所の人たちがうらやましい。

ちなみに、近所の人たちは年間パスポートを持っていて、30,000円だと言っていた。

 


東北町の温泉① 玉勝温泉

2022-07-11 07:00:00 | 温泉

日本温泉協会によると、温泉の泉質は10種類に分けられているようです。

①単純温泉 ②塩化物泉 ③炭酸水素塩泉 ④硫酸塩泉 ⑤二酸化炭素泉 ⑥含鉄泉 ⑦酸性泉 ⑧含よう素泉 ⑨硫黄泉 ⑩放射能泉

 

今回の温泉はこの10種類の泉質に入っていない「モール泉」のこと。

それならモール泉とはなんぞや? ってことになる。

実は「モール温泉」という泉質には、明確な定義がないんですね。

ただ、地下に堆積している植物性の有機質を含む温泉ということだけ。

昔、ヨーロッパでは戦いで傷ついた兵士たちは傷を治すために泥炭(peat)に浸かっていた。

それで、泥炭には効能があることが世界的に知られるようになり、日本の十勝地方でもそれを真似たんですね。

十勝地方には泥炭や湿地が多く、そこから温泉が湧き出ていた。

『あっ、これはヨーロッパの伝説の泥炭温泉だ!』と言ったかどうか分からないけれど、この温泉に「モール温泉」と名前を付けたのが始まりでした。

モールの語源はドイツ語の泥炭地を意味する「Moor」ですって。

だから、モール温泉という名前は日本独自のもので、分類上では単純温泉や塩化物泉、炭酸水素塩泉などに該当し、効能などはそれぞれの温泉に準じているんですが、モール泉といわれる温泉には特徴があって、色は湧き出た時から茶色、臭いはなく、アルカリ性なんですね。

アルカリ性ってことは『美人の湯』とも言われている温泉で、お肌がツルツルになること間違いなし。

まぁ、ここまで前置きが長くなってしまったのですけれど、適当にスルーして、本題に入ります。

 

青森県上北郡にある東北町は、小川原湖の西側に広がる町。

この町にある温泉はすべてモール温泉になっているということだった。

モール温泉は以前にモール泉の元祖十勝川温泉で入ったことがあった。

その時のしっとりとツルツルした泉質がとても良かったので、気に入っていた。

だから東北町のモール温泉はどんなものなんだろうと思って訪ねてみた。

 

青い森鉄道の上北町駅を降り立ったら『ようこそ 湖といで湯の里 東北町へ』という大きな看板があった。

湖は「小川原湖」のこと、「いで湯の里」とあるがこの町には温泉街のようなものはないが、いくつかの温泉が点在している。

町のホームページによると、湯量豊富な源泉が町内に32ヶ所もあるらしく、それもすべてモール泉で源泉掛け流しだという。

全部の温泉を回るのは無理だけど、いくつか回ってみたいと思った。

最初は駅から一番近い温泉に行ってみた。

駅を出て線路沿いに2~3分ほど歩くと前方に見えてきたのが「玉勝温泉」の看板。

そして、道路を挟んで向かい側には「玉勝温泉別館」と書かれた看板も見えた。

こちらの別館は宿泊棟になっていて、日帰りの立ち寄り湯はできないらしい。

早速、日帰り入浴が可能の方の「玉勝温泉」に入ってみた。

昭和を感じさせてくれるような外観、入ってみると銭湯の湯上がり処のような休憩室になっていて、広いフロアには椅子がいくつか並べてあった。

ここは近所の人たちが銭湯代わりに使っているんでしょうね。

だから入ってすぐ右側にある券売機にあった入浴料が220円と安い。

220円を支払って出てきた券は長方形のプラスチック製、レトロなもの。

左の壁側に係の人(おじさん)が座って受付をしていた。

昔ならば番台かな?

向かって左側が女性用、でも暖簾は青かった。

赤い暖簾に慣れているせいか思わず確認してしまった。

 

更衣室は広々してコインロッカー(鍵が壊れているものが多かった)、棚、籐かごなどがあり、中央に大きなテーブルのような腰掛けがあった。

お風呂から上がってからここに腰掛けておしゃべりでもするところかな?

さて、お風呂に入ってみた。

結構広い。

入ってすぐの左側には小さなサウナ、奥の右側には打たせ湯があり、浴室の真ん中にドーンと大小に分かれている湯船があった。

湯船の中にある青いものは水流を起こす機械で、絶えずお湯が動いているようになっていた。

きっとジェットバスのようなものなんでしょうね。

 

コの字型になっている洗い場には30個くらいのカランがあり、そのカランが面白かった。

まず、頭の上にシャワーがあり、固定式。

座った目の前には古~い上から押すバネ式のカラン、出るお湯はすべて温泉になっていた。

湯量が多いと聞いていたが確かに・・・でも雰囲気は昭和感満載。

 

お湯は出がらしのお茶のように少し茶色くなっていた。

入ってすぐに肌がツルツルするのが感じられた。

さすがモール泉、湯上がりもすっきりと気持ちよかった。

 

[玉勝温泉の説明書き]

 

玉勝温泉の名前の由来は、小川原湖の伝説に出てくる、玉代姫・勝世姫かららしい。

---- 世の無常を儚んで都から姿を消した父親を探しに来た姉妹がたどり着いたのが小川原湖。

その時には父は既に亡くなっていたらしく、やがて姉妹も後を追うように湖に身を投げた ----

という話のようだ。

 

 


日光・塩原・那須の温泉巡り

2022-06-03 07:00:00 | 温泉

今回、日光に来た目的はやはり温泉、特に硫黄泉に入りたかったからだった。

1泊した中禅寺湖畔の「湖上苑」は湯元から引いている硫黄泉だからと選んだ宿だった。

やっぱり硫黄臭のする成分の濃い温泉は最高で、「これぞ温泉!」といった感じがする。

日光方面はもう観光する場所もないほど何度も来ている。

だから観光よりも温泉巡りを楽しみたいと思い、宿を出てからは日光、塩原、那須と濃い硫黄泉の「共同湯」だけを選んで入ってきた。

 


 

最初は日光湯元温泉の温泉寺から。

温泉寺は湯元温泉の源泉地のすぐそばにあるお寺で、「輪王寺(りんのうじ)」の別院になっている。

そこではお寺の中に温泉があって、日帰り入浴ができる。

 

 

周囲は緑の森、灯籠の並ぶ参道はとても雰囲気が良かった。

参道を進むとお風呂がある建物があり、その隣に本堂があった。

入り口のチャイムを鳴らし、入浴料金(500円)を支払い、お風呂へ。

2つ並んで左が男性用、右が女性用で両方とも同じ造りのお風呂だった。

 

[薬師湯]

 

女性用は「薬師湯」と名付けられていた。

4~5人入ると満員になってしまうようなお風呂だったが、他には誰もいなく貸切状態だった。

お湯は硫黄臭が強く乳白色、温度はかなり熱く、加水して温度調節をしなければとても入れなかった。

成分表によると、ナトリウム、炭酸水素を多く含み、カリウムなど金属類も含まれている。

そのためか、お湯の色がグリーンから白へと変化していた。

入る前に、成分が濃いのであまり長湯はしないようにと言われた。

入浴後は広間で休めるようになっていたのだが、この日は改装しているのか作業中だったため、すぐに外に出て、ほてった体を鎮めるためにお寺のすぐ隣にある源泉の木道を歩いた。

 

 

 

次に向かったのは塩原。

塩原には100ヶ所以上の源泉があり、泉質の種類は6種類もあるらしい。

その中で硫黄泉と言ったら何といっても「新湯(あらゆ)温泉」。

そこで、新湯の共同浴場を目指した。

塩原の温泉街から少し離れ、モクモクと噴煙を上げている硫黄山が見えたらそのすぐ下に「新湯」がある。

宿が数軒の小さな「新湯」だが、共同場は3ヶ所もある。

中でも岩の割れ目からお湯が湧き出している「むじなの湯」は人気になっていた。

ところが、せっかく行ったのに「むじなの湯」は閉鎖中。

何でも、お湯が湧いてこないということだった。

それならばと、あと2ヶ所あるうちの「寺の湯」は混浴なので遠慮して、もう一つの方の「中の湯」に入った。

「中の湯」は新湯温泉神社へ向かう途中にある小さな共同湯で、こちらは男女別のお風呂。

入り口にあるお金を入れる箱のようなものに300円入れれば、誰でも入れる。

脱衣所と湯船があるだけの簡単な造りの小屋で、湯船は2~3人も入れば満員になってしまうほどの小さなもの。

それでも立派な硫黄泉になっていて、この源泉はこの辺りの宿が引いているものと同じらしい。

 

 

ここでも貸切状態だった。

入り口のドアはいつでも開いている。

いつ、誰が入って来るか分からないけれど、これが共同湯の醍醐味なのかもしれない。

 

 

新湯の次は那須に向かった。

最近のニュースで、「那須の殺生石が真っ二つに割れてしまった」と聞いた。

それならばと、殺生石を見に行ったらさすがに人が多かった。

でも、石は確かに割れていたのが見えた。

きっと九尾の狐が出てきたんでしょうね、そしてその狐今はどこに?

というわけで、那須の温泉は殺生石のすぐ下にある「鹿の湯」、ここも濃い硫黄泉になっている。

ただ、この共同湯はあまりにも有名なので、次から次へと人が入ってきてお風呂の様子などとても撮ることはできない。

それで雰囲気だけ。

 

[鹿の湯入り口]

 

おしゃれな、味わいのある文字の看板、中に入ると歴史を感じる造りになっていた。

ここはちゃんと受付があった。

500円を支払い、廊下を進むと左が女性用、右が男性用に分かれていた。

途中にコインロッカーがあり、その先の廊下には待ち合わせしているのか、風呂上がりの体を冷ましているのか大勢の人が窓辺に座っていた。

早速女性用の方の暖簾をくぐってみた。

脱衣所は広く、お風呂は2階建てのようになっていて、入った場所が2階で、そこには同じ大きさの湯船が4つもあり、41℃、42℃、44℃、46℃とそれぞれに書いてあった。

この湯船でも大きいと思ったのに階段を数段下りたところにもう一つ、もっと大きな42.5℃の湯船があった。

白濁した、硫黄臭のする温泉、素晴らしい!の一言しかなかった。

建物も昔の湯治場をそのまま残してあるようで雰囲気は最高だった。

 

[写真左側が温泉棟]

 

これだけの素晴らしい温泉なんだから、人が多いのはしょうがない。

ただ、常連さんらしき人が多いようで、日帰り客は何となく遠慮がちだったような気がした。

今後も那須に来ることがあったらまた是非とも来てみたい温泉になった。