ダイワのホームページでは鮎竿の新製品が掲載され始めているようだが、新製品の影でカタログから消えてゆくお気に入りのアイテムもある。昨年のがまかつのカタログからはG-HARD「チラシ」、「Cue パワータイプ」等が消えて、G-HARD製品自体の存続が気にはなっていた。
36本で1,000円という値段もメタリックな美しいパッケージも他のハリとは一線を画す、そんなG-HARDシリーズの中で最も思い入れがあるのが、写真のG-HARD「球磨」。
大鮎、尺鮎を連想するそのネーミングは、強靭な硬さを誇るG-HARD素材の象徴的な存在とも感じていた。G-HARDシリーズに共通する鋭いハリ先、掛かりの早いワイドなゲイプ、バレが少ないシワリ具合と自分の好みにピタリはまったお気に入りの1本である。
特に8月以降の九頭竜川(鳴鹿堰堤上流)では、イカリならG-HARD「球磨」、チラシならG-HARD「チラシ」を常用してきた。昨年、九頭竜川北島橋上流でのこと。穂先を詰めたがまの急瀬竿で22cm~26cmの良型の鮎を気持ちよく掛けていたが、すぐ下流の釣り人が居たため引き抜きが強引となり竿を折ってしまった。九頭竜川の釣人密度半端ではなく、一歩も下がらずの引き抜きは仕方が無いのだが・・・・・・・・折れた竿を回収すると、G-HARD「球磨」4本イカリがキカン鮎ちゃん雄27cm(写真)の背中をガッチリと捕らえていた。竿が折れるときには凄い音がしたので、オトリ鮎は回収しても掛かり鮎はダメかと思っていた。G-HARD「球磨」様様である。
そして、今年に入り行き着けの釣具屋のオヤジさんから「あんたの好きな球磨が製造中止みたいだよ。他のお客さんの分と合わせて少し確保してあげる。」と連絡があった。
取り合えず7袋252本・・・4本イカリで63本 大事に使おう!
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