週末に限って、ダム放水が0トン。釣り難い状況になって鮎師を悩ませている宮川。しかし、今週はウイーク・ディに大きな水が出て、引き水での5トン放水。期待が持てそうだ。
考えることはみんな同じなようで、 Jinzoo HP の管理人=「富山の真さん」と「富山のトシさん」、そしてTeam Jinzoo若手No.1の「そとみち」さんも、満を持しての宮川釣行だったようだ。特に真さんの場合は、天候と宮川の水位を睨みながら東京から駆けつけたようで、今日がまさしく D-day(ディー・デイ) であるのは間違いのないところだ。
三川原に入るという真さん、トシさんに挨拶を済ませて、JR高山線・第五鉄橋の下流の瀬に入ることにする。霧の中に浮かび上がる第五鉄橋、幻想的な雰囲気だ。
さっそく、瀬肩に養殖1号を沈めると、秒殺で1尾目!宮川初のロケット・スタートでんがなぁ。しかも、いきなり20cmオーバーのメタボくん。「太ぇ野郎」だ!2尾目も同型がすぐに掛かり・・・「これは、イケる!」と思った矢先、風で霧が晴れてきて、これから釣り下がろうとしている下流の瀬を見ると、数人の釣人がいるのを発見。駐車場に他の車は無かったはずだが・・・残念。
釣り下るのをあきらめて、鉄橋の上流へ移動。これが正解で、ここぞと思うところでポロポロと掛かる。午前中は雨が激しく降り、合羽を着ていても肌寒く感じるような気温だが、メタボ鮎の引きというか重量にアドレナリン全開で、一向に気にならない。
別のポイントから移動してきた釣人に周囲を囲まれたり、掛かった鮎をタモ受けしたが、ポヨンと飛び出すこと二回と、トラブルも多かったが、14時過ぎに支流(沢)からの濁り水が入るまで、5時間ほどの釣りで25尾。不満もあるが、昨年から「辛酸を嘗め続けてきた」宮川で、漸くそこそこ釣ることができた。
25尾のうち殆どが20~22cm、しかもメタボ。集合写真撮影時のタモの重みが嬉しかった。
~ 本日の釣果 ~
ロッド 龍星☆竿 + HP(ハイ・パワー)ソリッド
天井糸 フロロ 0.8号
水中糸 メタマックス 0.06号
ツケ糸 フロロ 0.4号
中ハリス ナイロン 1.0号
ハリ 一角 7.5号 4本イカリ
ハリス フロロ 1.2号
釣果 18~22cm 25尾
ところで天井イト06・08の使い分けの意図は?
ボキ的に最近はPEオンリーなんですが、竿先に纏わり付くのに苦慮しとります。
やっぱフロロに戻そうかな?
コツありますか?
基本0.6号なんですが、宮川のように木が覆いかぶさったりしてる川では0.8号を使います。あと0.6号では少し心配なほど鮎のサイズが大きい場合はサイズを上げます。
以前は、PEラインも使ってましたが、PEはまったく伸びない素材なので、鮎とロッドへのダメージが大きいと感じてまして、現在はフロロに落ち着いています。中ハリスをナイロンにしているのも同じ理由ですが、加えて食い込みがイイような気がして・・・。
今回はメタボ鮎、しかも宮川特有のヌルヌル鮎ですから苦労しました。22cmを2尾持って撮影しようとしましたが、大きすぎて2尾一緒に持てません。何回やってもダメなので、あきらめました。※20cmが2尾なら写せます。
私のやり方ですが、最初にデジカメのズームとフォーカスを大体合わせてから、2尾を持って写します。鮎が動いてしまったらやり直しですが、何枚か写すうちにイイ写真が撮れますよ。