Waraの『True Rise』

備忘録 ”鮎の友釣り”と”Flyfishing”と、時々、”映画”

悲喜こも午後(ごも)? 庄川水系T川

2012年05月19日 19時17分41秒 | Fly fishing


よく「屈託のない笑顔」などと言う表現が使われるが、おおよそ屈託のない人間などこの世に

存在するのだろうか?多かれ少なかれ、あるいは事の大小はあっても、ストレスや悩み事を

抱えていて当然の現代社会なのだ。



そして、そうした屈託をひと時でも忘れさせてくれる、あるいは感じさせないものが、その人の

人生に潤いを与えてくれるものに違いない。

Wara(自分)にとっての鮎釣りやフライ・フィッシングは、そうしたものであった・・・はずなのだが。

前回3月30日以来、実に1ヶ月半ぶりの釣行だ。おかげで、ストレス溜まりすぎ!



午前中の用事をすませて、庄川水系T川に到着したのは13時近く。当然の事ながら川には

沢山の釣人が入っていたが、釣人のいないおいしそうなポイントを発見。早速釣りの準備を

始める。ウエダーを履いて、ロッドを継いで、リールをセット。いざポイントに・・・・ふと川を見ると

対岸に一人のルアーマンが降りてきた。下流に駐車してあった車からかなり距離を開けてい

たのだが・・・そりゃぁないぜ。

しかも、見てる間に掛けてやがった!小型のニジマスだけど。しかもキープかよ!。

とりあえず渓魚の存在は確認できたけど、何か複雑だ。



結局そのポイントは諦めて、上流に移動して仕切り直しとなる。

最初は#14のメイフライ・パラシュートで探ってみるのだが、まるで反応なし。

ニンフにチェンジしてみるが、これも反応がない。



暫らく釣りあがって、少し風が出てきてから”ミドリカワゲラ”、餌釣りで言うところの

”キンパク”のハッチが目立ってきた。そこで、黄色ボディーのエルク・ヘアー・カディスにチェンジ。



これが功を奏して、一投目で18cmほどのイワナをキャッチ。

その後、ポイントごとにイワナが飛び出すようになった。



17時までに20尾以上のイワナをキャッチ。

放流ものとは言え、尾びれも殆ど欠けていないキレイな魚が多かった。

Maxはネットサイズ(内径)よりやや小さい21~2cm。

残念なのはMaxサイズよりも二周りほど大きなイワナをかけたのが、

フックの刺さりが悪かったのかファイト中にバラしてしまった。

まぁ、「悲喜こもごも」でんなぁ。



ロッド:ORVIS セブン・イレブン

リール:ORVIS CFOⅢ

ライン:DT4-F

リーダ:6X-12f + 7X-3f + 8X-2f