フナヤ オリジナル・ロッド
一昨年に購入した「Super Hard 超超硬85」(以下、SH-85)は、九頭竜川の大鮎用ウエポンとして、昨年購入した「龍星☆竿90 急瀬High Power」(以下、龍星☆竿)は、神通川用のオールマイティ・ロッドとして導入した。龍星☆竿は、高弾性素材と先調子による恩恵で、超高感度な瀬釣りロッドになっているため、急瀬ハイ・パワーでありながら、庄川や手取川のビリ鮎にも十分対応が可能な仕上がりとなっている。もちろん神通川のほとんどのポイントで使用できるのは言うまでもない。
SH-85 下栓除きで322g(下栓付きで331g)
しかし、鮎のサイズと水圧(例えば高水な状況)との兼ね合いで、龍星☆竿でも難儀しそうなポイントは、神通川にも存在する。そして、九頭竜川ではそんなポイントが結構あるのだ。「それなら、SH-85を使えば良いのでは?」と思うかも知れないが、SH-85は尺鮎でも抜ける(Waraは経験なし)とういうロッドパワーなので、オーバースペックとなるケースが多いのだ。
龍星☆竿 下栓除きで242g(下栓付きで247g)
そして、今年 発売となったフナヤ・オリジナル・ロッド「Super LightⅢ 超硬90」 (以下SLⅢ)は、そんな龍星☆竿とSH-85の間を埋めるアイテムとなりうる期待の超硬ロッドなのだ。SLⅢとSH-85の間には「龍芯竿915 超硬EX」と「豪龍竿Ⅱ 超硬90H」もあるが・・・来年か?
エース登場! SLⅢ
昨年までのモデル「Super LightⅡ 超硬90」 (以下SLⅡ)との違いは、#1~6に無塗装工法=ノン・ペイント工法(NP工法)が施され、軽量化と感度の向上を果たしている点だが、操作性や調子など基本的な部分はSLⅡと変わらないだろう。
お約束のネーム入れ、今年は有料になったが・・・
実は、SLⅢとほとんど同じスペックとなるモデルが4年前から存在していた。 「Super Light Ⅱ 超硬90 カスタム」 がそれだ。SLⅢとの違いは#7にもNP工法が施され、カラーリング基調が龍星☆竿と同じ”ロイヤル・ブルー”になっている点だ。そう、フナヤさんのテスターでもある STREAMSIDE のTOMOさん所有のロッドだ。
SLⅢ 下栓除きで289.5g(下栓付きで296g)
SLⅢの重量はSLⅡの298gから8.5g軽量化されて、289.5g(フナヤさんHPのスペック表では295g)となっている。Waraとしては軽量化よりも感度UPがウレシイが・・・。
ウワサでは軽量化と感度を求めるため、SLⅡのクリアペイントを剥がした擬似NP工法で、器用にも自家製SLⅢを製作された方がいらしたとか・・・待ってて良かった!
SLⅢの実物は、去る5月14日(土)に開催されたフナヤさんのイベントに出かけた際に、直接手渡しで納品したので、”じゃーま”にバレずに無事に入手することができた。もちろんロッドが入っていたプラスチックのケースは、証拠隠滅のためフナヤさんにて処分してもらった。
※昨年の「龍星☆竿」は、”じゃーま”にバレてチミチミどころではなかったので・・・。
カラーリングも瀬釣りロッドらしく赤が基調
カラーリングはSLⅡと基本同じだが、#1~6がNP工法のためつや消し仕上げになっている。竿を伸ばしてみると、かなり渋いっす。
オリジナル竿袋、最近流行の伸びるタイプが付属・・・エクセレント!
最後に、付属の竿袋。昨年までの竿袋はニット製だが、かなりショボかった。今年は「Funaya Original」のロゴ入りで、最近流行の釣場持込用の伸びるタイプ。
「メーカー品と比べても遜色が無い!」というよりも、イロイロと考えてあって、遥か上行ってます!
別売りで買っても680円と安い!あと2つは要るな・・・。