Waraの『True Rise』

備忘録 ”鮎の友釣り”と”Flyfishing”と、時々、”映画”

「超々硬SH-85」 試運転

2009年07月20日 23時13分22秒 | 鮎釣り


今日は梅雨の中休みで天気予報は”晴れ”、九頭竜川、庄川は釣行可ということなので、今年導入したニュー・アイテム=フナヤさんオリジナル・ロッド「超々硬SH-85」の試験運転で九頭竜川に釣行した。今朝の九頭竜川は平水より20~30cmほど高い水位で濁りも残った状態だったが、中部漁協管内の最上流の放水路辺りでは少しではあるが濁りは薄くなってきていた。水位が高い上に濁りもあるので、あまり入ったことがない場所はパスしてポイントを探すが、主だった場所には先行者が・・・お泊り組もいる・・・で上川の最下流部の「高橋砂利」まで来てしまった。左岸側は1名のみ(右岸側は10名ほど)だったので、釣果は度返し(本当は、最近まるで釣れないので自信を無くしているのだ)でここに入ることにした。

~ フナヤさんオリジナル・ロッド「超々硬SH-85」 ~


仕掛けをセットして、手前の「灯篭流し」用に作られた流れでオトリ採りを目論む。金属0.2号+オモリ2号で養殖1号を沈める。すぐに掛かるが少し小型だ。再度、養殖1号で2尾目が掛かる。今度は17cmほどの真っ黄色だ。川の真ん中辺りまで移動すると、解禁日に来た時にあった中州が無くなっている。やはり水位は少し高くなっているようだ。養殖2号を2号のオモリ(オヤジギャグか?)で沈め、少しずつ引き上げる。2号オモリぐらいでは竿先は少し曲がる程度だ。程なく18cmが掛かるが、苦もなくあっさりと抜けてしまう。さらに流速のある場所で5号オモリまで使用し、本日の最大21cmを掛けるもあっさりと抜けてしまう。やはりオーバー・パワーか。午前中はツ抜け出来ず8尾で終了した。昼食時、最近はまっているアルコール・ゼロのビールを「プシュー!」していると、右岸側にいた釣人3名が瀬を切って渡ってきた。午後も同じポイントに入ろうと思っていたが予定変更だ。
午後は上流に移動し釣り人3名を避けて竿を出すが、小型ばかり掛かってイヤになる。7尾目を掛けたところて3時になったので納竿とした。

前回の九頭竜川釣行でお会いした乾坤一擲(けんこんいってき)さんが、フナヤさんオリジナル・ロッド(確かSLⅡ90)で九頭竜川返しをされているのを見て、早く試したくてうずうずしていたのだが、型に激しいバラツキがあるこの時期ではオトリ継ぎが難しく、本番はもう少し後になりそうだと感じた。「超々硬SH-85」の竿自体のパワーは確かなものだし、感度も思った以上に良かった。また、8.5mの取り回しの良さは言うまでもないが、先調子であるが故の持ち重りの少なさは320gを感じさせないものだ。シュチエーションさえ誤らなければ、最高のロッドかも知れない。



竿:「超々硬SH-85」
天井糸:ナイロン 1.5号
水中糸:ハイテンション・メタル 0.2号
ハリ:GハードCueパワータイプ 8.5号(3本イカリ)

釣果:12cm~21cm 15尾