「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

荒れていますけど、秋の浜に潜って来ました。

2018年09月27日 16時32分17秒 | 秋の浜

昨日から、北東の風が10m以上吹き続けている大島です。そんな訳で、海は荒れています…。そんな中ではありますが、秋の浜に潜って来ました。明日からゲスト様がご来店されて、リクエストが秋の浜の左の砂地なもので…。透明度は天気も手伝ってイマイチですが、水温は暖かさをキープしています。

 

本当は撮影したい生物が色々とあったのですが、先々週にライトを紛失してしまいまして…。暗い海中ではデジカメのピントが合わず、殆ど撮影できませんでした…。最初の画像は、ヤシャハゼとヒレナガネジリンボウです。

 

コチラは、右の砂地で観察出来ている個体になります。水深25m付近で観察出来ているのですが、今日は暗い影響もあってこの程度しか出ていませんでした…。ちなみに、左の砂地で観察出来ているハゼは、全滅でした…。その理由は、シケの影響でサージがきつく巣穴が全滅していました…。想定外な感じです。とりあえず、共生エビに朝から頑張って貰って、一刻も早く巣穴を復活させてもらわなければ…。

 

そんな全滅な左の砂地に…

  カミソリウオがいました。

同じ個体の画像になります。残念ながら単体でした。たぶん、この個体は明日には何処かに行ってしまうと思うので、一期一会の出遭いになりそうです。サージがきつくその流れに合わせて、メチャクチャ移動するんですよ…。私が見ている間にも、8m程度は移動しましたから…。

 

浅場に戻ってタテジマキンチャクダイです。

 

左の個体は早い時期から観察出来ていて、成長した個体です。右側は、最近発見した個体です。右側の個体、背鰭が少し欠けています。誰かに、食べられちゃったんでしょうね。

 

最後にイロブダイです。

 だいぶ成長しました。なので可愛らしさは…。

このサージにも負けず、ほぼ定位置で観察できました。