「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

泥が入ってしまい…。

2008年06月21日 22時38分18秒 | 野田浜
 本日1本目は野田浜に行ってきました。
後、画像がありません。スミマセン

 今日の朝からズッ~ト雨でした。しかも、午前中は超豪雨でも、EN前に雨は上がりラッキーなんて思って潜ったら、海中は泥が入ってしまい全然見えませんでした 透明度2m位です

 とりあえず超スローペースで沖に出て行くと途中からは泥が無くなり一安心でした。しかし、なぜか水温は18℃と冷たかったです。

 見た生物は、ネコザメ・カスザメ、ん~、水温が低い証拠ですかね。
 
 後、テンクロスジギンポは寒さの影響でしょうか穴に入りっぱなしで全く出てきませんでした。 
 でも、その近くにいるコケギンポSPは、元気良く体の半分を出して、変な動きをしていました。

 

何故か…。

2008年06月20日 18時05分12秒 | 秋の浜
 今日も秋の浜に潜りに行きました。

 ポイントに付くと、現地のイントラ2人が沖を眺めていました。
私も眺めてみると海面がボコボコしています。そう陸上から見ても余裕で分かる程の潮目があって、EN地点間近まで来ていました

 車を降りて話をすると2人ともEXしたばかりで、少し流れ始めた時くらいにあがって来たようでした。
で、驚くなかれ水温は15℃  でも透明度は凄く、完璧な二枚潮だそうです。
 しかし私が潜ると流れはどこへ? 水温は19℃ 透明度は濁ってる と、正反対でした。
何気に私は二枚潮を狙って、その付近で大物を狙って潜ったので空振りに終わりました。期待していたのに…。
 そんなこんなで一番最初の画像はカンパチです
少し前から左のハシゴの周りをウロウロしています。
いまいち良い画像が撮れなかったので載せられませんでした
時より、1匹が水面に向ってダッシュして水面に浮いているエサ?を食べていました。面白いのが1匹行くと全部が付いていく所です。
大島では小さいカンパチの事を「ショッパチ」と言いますが、まぁ~このカンパチは小さ過ぎて、まだそのレベルではなさそうです。

 次ぎはワニゴチ・キツネベラです





この2匹を見るのは久しぶりです。
どちらかと言えばもう少し季節が、前の水温が低い頃に見る機会が多い魚です。
そう考えると、水温が15℃だったのは、理解できるような気がします。

ちなみにこのキツネダイはメスになります。オスだと模様が変わるので。


最後に今日もスーパーマクロモードにチャレンジした画像を2枚。





ナマコマルガザミヨゾラミドリガイです
画像に写りこんでいる指は私の人差し指です。大きさが分かるかと思います。
まず、ナマコマルガザミを見ると、私の指と大きなカニの間に小さなものが見えると思います。
これも、ナマコマルガザミです。小さすぎでしょ 私もこのサイズは初めてです
この2匹の関係は…?

ヨゾラミドリガイも小さいです。
似ているウミウシでスィートジェリーミドリガイがいますが、圧倒的にヨゾラミドリガイの方が見る機会が少ないです。
ちなみにこの2匹の見分け方は、触角(先の方が二股に分かれてるでしょ、それです)の先端の赤い模様がどこまで入るかで決まります。
先っぽだけだったらヨゾラミドリガイ、全体的に入っているとスィートジェリーミドリガイです。
個人的には、ヨゾラミドリガイの方が好きです。体色が綺麗なので。

EN:17:35

2008年06月19日 21時03分43秒 | 秋の浜
皆様、ご無沙汰していました。戻ってまいりました、とは言っても私は大島にいましたが…。

 さて本日は潜りに行く時間が遅くなってしまいまして、秋の浜に行ってきました。
 とはいえ、陸上は17:30過ぎとはいえ明るいですね。日が伸びたもんです。
 しかし、海の方は既に…  透明度のせいもあり暗い

 そんな中、今日一番最初の画像はウミトサカです
やっぱりウミトサカは良い 不思議と安らぎを与えてくれます
何なんでしょう、この感覚は。マイナスイオンでも出ているのかしら。
ちなみに一緒に写りこんでいるのはウイゴンベです。
メインはウミトサカですからね。


で、今日は中途半端な暗さだったので勝手にスーパーマクロモード祭りと題しまして、そのモードのみで撮影してきました。







という訳で、ウミウシを3連発ほど載せてみました。
ん~、フラッシュが光らないので色合いが…
でも、マクロレンズを使わずに撮ろうとすると、ここまでは寄れないし…。

次ぎはイソコンペイトウガニです



ここで衝撃的事実 ピンが全然合ってない
この画像を一番最初に使おうと思ったのに…。
スーパーマクロとはいえ1cmしかない大きさと、擬態していると言う事でピンが出なかったのでしょうか?
でも、ピントがあいましたよサイン出てたのに

いる場所は、私の人差し指の先端から1cm横と、「ぺ」と「イ」の間を上の交点にいるんです。
何となく、周りの色より薄くなっているの分かります? それです。
チョット斜めにしがみ付いているんです。

あぁ大好きな甲殻類なのに ショックだ
明日、リベンジだ

カエルウオが卵を産みました。

2008年06月15日 18時21分43秒 | 秋の浜
 今日は秋の浜に潜りに行ってきました。
透明度は相変らずパットせず、水温は20℃あります。

 今日一番最初の画像はカエルウオです
久しぶりに全身を出していました・こういう時は、素早く動き回る事が多いのですが、今日はおとなしくしていました。
で、実はカエルウオが産卵しました。
画像からでは醜いのですが、パイプの内側に卵がタップリありました。


 次ぎはヤシャハゼです



 ペアで元気良くホバーリングをしていました。
周りでは相変らずイサキが海底付近をウロウロしているので食べられてしまうのではないかと心配です
 近くではヒレナガネジリンボウも出ていたのですが、
その周りはアミ?・稚魚?が非常に多く撮影してもハレーションが酷く上手く撮影できませんでした

 少し移動するとダテハゼが目に入りました。



 このダテハゼ、巣穴がありませんでした。特に周りを荒らされた跡もなかったので雰囲気もなかったので、
ペアになる為に移動していたのでしょうか? 他の生物に食べられてしまわないか心配です。


浅場に戻る途中でコウイカが目に付きました。



 ペアで見る事はたまにあるのですが、画像のように3連で固まっているのは初めて見ました。




 最後にウバウオの仲間?です。




 ちょっと正体不明な魚です。体の雰囲気から見るとウバウオだと思うのですが…、お腹の所に吸盤みたいなのがあったし。
でも、顔の形が微妙な感じです。


そうそう、ルリハタの幼魚を発見したのですが速攻で逃げられて撮影できませんでした
次回リベンジです

先日のナイトの画像です。

2008年06月15日 14時10分48秒 | その他
 先日に行ったナイトダイビングの画像をもう少しアップしようと思います。

 一番最初の画像はウミエラカニダマシです
画像では分からないのですが、昼間と比べると非常に活発に動きます。
後、しっかり私を威嚇もするほどでした。


 次ぎは名前が分かりませんがエビです。たぶんアカエビの仲間だと思います。



 画像が見難くてスミマセン
画像の中心部分にいるんです。「ビ」と「の」の間を真っ直ぐ上に進んでいくと、
目の辺りにぶつかります。
このエビ、全く砂の色と一緒だったので、デジカメが上手く反応してくれませんでした。

 ちなみにこのエビは近くに寄ると…



砂に潜ります 余計分かりにくくなってしまった
一応、画像の中心部分にいます。「エ」の上に目があって、私の指の上にはシッポがきます。
ヤバイ、自分でも居場所が分からなくなってきた

 最後に、やはりナイトなので魚も寝るわけです。





 本当はもっと面白い眠り方をする魚を探していたのですが、全く見当らず諦めてブダイ・オハグロベラの就寝中を撮ってみました。
次回、面白い寝方をする魚が寝ていたら激写してきます。

昨日の王の浜の続きです。

2008年06月13日 19時18分39秒 | その他
 今日は陸仕事をしていましたので、潜りにいけませんでした。
海情報を楽しみにしていた皆様、ゴメンナサイ。
そんな訳で、昨日の王の浜の画像を紹介したいと思います。

 一番最初はアカエイです
このアカエイ、非常に大きく尻尾まで入れたら1mは確実にあるビッグサイズでした

本当は大きさが分かるように水中ライトを置こうと思ったのですが、アカエイのご機嫌が斜めなようで、
私が近づくと上体を持ち上げようとしたので断念しました。

 次ぎは定番のコロダイ・テングダイです





この2匹は王の浜に行けば、ほぼ見る事が出来ます。
しかも王の浜にいる個体は、近くに寄ってもあまり逃げようとしません。
なので撮影がしやすいです

 続きまして昨日紹介できなかったコクテンカタギ・ツノダシです。





両方とも大きいサイズでした。コクテンカタギは周りに写っているシラコダイ・スズメダイと見比べてもらうと大きさが分かると思います。
これだけ大きいと言う事は、越冬した個体なのかもしれません。
こんな事を言えちゃう王の浜が凄い所でもあり、好きな所でもあります

 で、シメを勤めるのはネコザメです



 見難くてスミマセン 凄く穴の奥の方にいたもので…。
分かります?

 今日ご紹介した生物は、通常回るコースで見られたものたちです。


 

素晴らしき王の浜

2008年06月12日 18時15分09秒 | 王の浜
今日はワイド狙いで王の浜に潜りました。
生憎の天気でしたが、海中は予想以上に明るく感じました。

 さて一番最初の画像はカメです
 今日はこの個体以外にも、もう1匹見る事が出来ました

 王の浜と言えばマツカサウオを忘れてはいけません



これでも岩穴の奥に逃げられてしまったんですよ 他のポイントでは、これだけ固まっている事はあまり無いです。

 次ぎはハタタテダイです



 こんな成魚がいる王の浜って凄くないですか これ以外にもコクテンカタギ・ツノダシなどの季節来遊魚が見る事が出来ました。

 後、王の浜と言えば群も当たるポイントです。今日はタカベです



実際の目で見た時は、もっと凄かったんですけど…


 で、ここから上級者向けのコースに足を運んでみました。

 まずはマグロです



今日こそはバッチリ撮ろうと思って出来る限り近くに寄ってみたのですが、追いつくわけも無く、こんな感じです

 次ぎはドチザメです



穴の中で撮影したので砂が舞い上がって、ハレーションを起こしています
本当は5匹いたのですが、逃げられてしまいました

 最後にイサキ・マツカサウオの群です





上級者限定のスペシャルコースは凄いでしょ
水深は24m程なのですが、凄~く遠いんです。
でも、はずす事だって勿論ありますよ。今日は運が良かったんです。

 今日は画像が多いのでコメント少な目です、お許しお

魅惑のナイトダイビング

2008年06月11日 22時55分21秒 | 秋の浜
 今日は、一人で秋の浜ナイトダイビングに行ってきました。

 さて、ナイトダイビングと言う事もあり、予想以上にデジカメ撮影が大変でした。ほら、水中ライトをつけないと真っ暗なので…。

 そんな訳で一番最初の画像はイシガキフグです
昼間でも勿論見る事が出来る生物です。でもナイトの場合は寝ぼけています。
私が撮影していると、徐々に接近してきてデジカメにぶつかってきました。

 次ぎはビシャモンエビです



こちらも昼間でも見れますが、よ~く画像を見て下さい。
模様が違うのに気がつきました
少し透明になっているのと、色が入っている場所は細かい斑点模様が集まってそう見えるんです。
これがビシャモンエビの夜の顔です。

 
 次ぎはミミイカです

 

これでも大きい方なんですよ。でも2cm位でした。見にくいですけど、中央にある黒いのがミミイカです。
ちなみにミミイカはライトを照らすと、



砂に潜って逃げるんです。

 最後はネコザメです



水中ライトを当ててピントを合わせてから、水中ライトを消して撮影したらイタチウオが、いきなり入っていました。
これには少々驚きました。さっきまではいなかったはずなのに…。
まぁ、これもナイトダイビングがなせるわざなのでしょうか。

 まだまだ画像はあるのですが、今日はここまでです。

スミマセン、今日も過去の画像からです。

2008年06月10日 20時24分16秒 | その他
 今日、高圧ガスの検査でした。勿論、特に何の問題も無くクリアーです
 まぁ、私達がダイビングをするに於いて非常に重要な道具なので、当たり前と言えば当たり前ですね

 それ以外にも色々とありまして、今日も海に潜りに行く事が出来ませんでした。
楽しみにしていた方、本当にスミマセン


 そんな訳で、今日も過去の画像を紹介させて頂きます。
昨日のログの書き込みで頂いたので、ウミウシ系で攻めてみたいと思います。

 一番最初はトゲトゲウミウシです。しかも交接しています。

 去年、一昨年と秋の浜でブレイクしましたが、この画像は3年前に撮りました。
(そんな昔の画像で、スミマセン)
でも当時は、トゲトゲウミウシなんて激レア指定でしたので、見れるだけで感動していた時期なので、交接なんて見れたら…、こんな感じでした。

 次ぎはイナバミノウミウシです。



 たぶん、このウミウシを見た事がある人は非常に少ないと思います。
なぜなら、このウミウシの体長は5mm程しかないからです。
ゴミと言ってしまったら、それまでです。
 ちなみにこのウミウシは、初夏にみた記憶がありますが冬にも見た記憶もあります。
 きっと小さいから、あまり目に付かないのでしょうね。

 こちらは見たことがある方もいるかもしれません、ルージュミノウミウシです。



 同じくこちらも非常に小さいウミウシですが、個体数が多いので見た方もいらっしゃると思います。
 最初このウミウシを発見した時は、凄い感動しました。図鑑には南方系と載っていたので。
 でも、1回見つけると割りと目に入ってくるし、後に出た図鑑では伊豆でも普通に見れるようだったし、気を落としたのを覚えています。


 最後はオトメミドリガイです。



 画像にはコノハミドリガイと書いてありますが、間違いです。皆さん気をつけて下さい。
 でも、この個体をよくみると少しオトメミドリガイと違うような気もするのですが…。
 やっぱり、そうなのかな…。

 

 今日の画像が悪くてスミマセン。なんせ全てのウミウシがミリ単位の大きさなので、ご了承下さい。