投稿者:りえ
月13日に行われた公開シンポジウムに参加してきました。
この学会は、教育学・社会学・発達心理学・工学(ロボット)・医学などさまざまな分野の専門家が「赤ちゃん」を研究する学会です。
今回のシンポジウムのテーマは「赤ちゃんが育つ場・赤ちゃんが育む場」でした。
シンポジストの中には、脳科学者の茂木健一郎氏やしまじろうの生みの親の発達心理学者の内田伸子氏、生後10ヶ月児のロボット開発をした浅田稔氏が居られましたが、印象に残ったのは、年配の生命科学研究者、清水博氏の「生きている」こと「生きていく」ことについての提言でした。
私たちが生きている現代は、近代文明から地球文明への大きな転回のさなかある。
未来は混沌とした複雑さの中にあるために、私たちは、ただ「生きている」だけでは不安になり、「生きていく」為にはどうすれば良いかが思わず問われてくる。
現在の生命科学では、客観的に「生きている」とはどういうことかを示してくれるが、「生きていく」ことは教えてくれない。
各人それぞれの主観に関わってくるからである。
生命の科学を客観と主観のまたがる領域にまで広げるために、生命体と場の「相互誘導合致」という原理を提唱してきた。
すなわち「生命体が環境に整合的に生きようとすると、場の方もその生命体に整合的に変化をして相互整合的なかたちができ、その形が生命の活きに寄って持続的に維持される」というものである。
~ん、小難しい。
簡単に言ってしまえば、「子ども」と場「親を含めた生活の場(環境)」を考えてみると、互いに相手の生命の活きを誘い出し育んでお互いに成長させる関係が大切だということ。
場が先回りして答えを用意してしまえば、一方的な関係となり、互いの力を育むことができない、ということでしょうか。
これを実現している場は?と考えたら、あった!「わはは」じゃないの!?
赤ちゃんを中心に、お母さんやお父さんが集まってきたら、それぞれ楽しい時間が見つかって、親が楽しければ子どもは楽しい、楽しければ、子どもは自分の力を発揮して成長し、するとまた、親は嬉しくなって・・・生活の場はより充実し、楽しく広がって・・・また、このシンポジウムの開会に先立ち、自治体首長として初の育児休暇を取った文京区長が自分の子育てエピソードを披露、4カ月になった長男のオフロの係りを続けているとのことでした。
仕事との兼ね合いで、毎朝6時に朝風呂に入れてから、1日が始まるそうです。
行政にもどんな良い影響がでてくるか、今後の活躍を期待したいと思いました。
育児サークル「わはは」
投稿者:りえ
月13日に行われた公開シンポジウムに参加してきました。
この学会は、教育学・社会学・発達心理学・工学(ロボット)・医学などさまざまな分野の専門家が「赤ちゃん」を研究する学会です。
今回のシンポジウムのテーマは「赤ちゃんが育つ場・赤ちゃんが育む場」でした。
シンポジストの中には、脳科学者の茂木健一郎氏やしまじろうの生みの親の発達心理学者の内田伸子氏、生後10ヶ月児のロボット開発をした浅田稔氏が居られましたが、印象に残ったのは、年配の生命科学研究者、清水博氏の「生きている」こと「生きていく」ことについての提言でした。
私たちが生きている現代は、近代文明から地球文明への大きな転回のさなかある。
未来は混沌とした複雑さの中にあるために、私たちは、ただ「生きている」だけでは不安になり、「生きていく」為にはどうすれば良いかが思わず問われてくる。
現在の生命科学では、客観的に「生きている」とはどういうことかを示してくれるが、「生きていく」ことは教えてくれない。
各人それぞれの主観に関わってくるからである。
生命の科学を客観と主観のまたがる領域にまで広げるために、生命体と場の「相互誘導合致」という原理を提唱してきた。
すなわち「生命体が環境に整合的に生きようとすると、場の方もその生命体に整合的に変化をして相互整合的なかたちができ、その形が生命の活きに寄って持続的に維持される」というものである。
~ん、小難しい。
簡単に言ってしまえば、「子ども」と場「親を含めた生活の場(環境)」を考えてみると、互いに相手の生命の活きを誘い出し育んでお互いに成長させる関係が大切だということ。
場が先回りして答えを用意してしまえば、一方的な関係となり、互いの力を育むことができない、ということでしょうか。
これを実現している場は?と考えたら、あった!「わはは」じゃないの!?
赤ちゃんを中心に、お母さんやお父さんが集まってきたら、それぞれ楽しい時間が見つかって、親が楽しければ子どもは楽しい、楽しければ、子どもは自分の力を発揮して成長し、するとまた、親は嬉しくなって・・・生活の場はより充実し、楽しく広がって・・・また、このシンポジウムの開会に先立ち、自治体首長として初の育児休暇を取った文京区長が自分の子育てエピソードを披露、4カ月になった長男のオフロの係りを続けているとのことでした。
仕事との兼ね合いで、毎朝6時に朝風呂に入れてから、1日が始まるそうです。
行政にもどんな良い影響がでてくるか、今後の活躍を期待したいと思いました。
育児サークル「わはは」
投稿者:りえ