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育児サークル「わはは」

わははの仲間の「ちょっと聞いて!」

間違えた

2007-10-27 08:26:13 | Weblog
■2歳10ヶ月のSちゃん。
来年から幼稚園に通うだけあって、最近ちょっとやそっとでは泣かない。
そんなSちゃんが夕方突然号泣した。
声も出ない程の泣きかただ。
あっ、これは絶対に痛い泣き!と思ってSちゃんを抱き上げた。「どうしたの?どこか痛かった?」まずは体を確認。怪我していたら大変!
 「ここ~」と言ってSちゃんは左胸をおさえる。
見たところ、少しばかり赤みがある。
ころんだ拍子にオモチャのブロックにぶつけたのだと言う。
自損事故?それとも誰かが・・・。

■6歳のB君。
来年から小学校に通うだけあって、最近ぐっとお兄さんらしくなってきた。
小さい子の面倒も見てくれるし、物事の良し悪しの区別もよく分かっている。
そんなBくんが号泣するSちゃんの背後でモゾモゾしている。
どうも様子がおかしい。

Sちゃんをなだめるために私が席をたつと、Bくんも席をたちトボトボ後からついてくる。
知らん顔していたらしばらくして、B君が小声でつぶやいた。
「ボクが一生懸命つくったレゴの家をSちゃんが間違えて壊したんだ。だから頭にきて間違えてSちゃんを押しちゃった。でも、ボクちゃんとあやまったよ」。

■6歳児でもたまにあるのだ、チビっ子に手を出してしまうことが。
でもさすがはB君。
“間違えて”Sちゃんが壊した事、“間違えて”押してしまった事をちゃんと理解している。
“間違えて”という言葉をきちんと理解し使えるB君、Sちゃんにも許してもらえ2人は無事に仲直り。
Sちゃんに怪我もなく一件落着。

■こうやって状況判断が出来るようになり、一歩ずつ大人になっていくのだ。
大人になると“間違えた”では済まされない事も数多く出てくるが、まだまだ“間違えた”がおおいに通用する子どもたち。
子どもってかわいい♪子どもって楽しい♪そして子どもって…羨ましい。


育児サークル「わはは」投稿者:かつら