「新潮45」6月号の対談
片山杜秀×平山周吉。
うん。昨日につづき、
こちらも読みました。
対談の最後の2頁から引用。
片山】 古書マニアは埃と黴との
対決が運命付けられています。
自分の家の書庫に行くと、
具合が悪くなりますよ。
もう人間の生きられる場所じゃない。
(p192)
片山】・・・今ほど相場が値崩れして
いて、全集も楽々買える時代が来るとは
思ってもいませんでした。
対談の最後は、こうでした。
平山】私の師匠の田中眞澄さんは
『本読みの獣道』という本を出しています
けれど、獣道とはつまり雑本、分類不能の
本のことです。・・・ごみのような雑本の
山から情報を見つけてくるのが面白いのです。
でも、みんな山の中で遭難していますけど(笑)。
片山】獣道ですから遭難もやむなしでしょう。
我々は古本の埃と黴に悩まされ、古本市で
マニアの餓鬼道に堕ち、ついには
行き倒れるのです(笑)。
(p193)
うん。それに
広瀬洋一氏と小山力也氏の文を読めて、
この雑誌買って得した気分になりました。
片山杜秀×平山周吉。
うん。昨日につづき、
こちらも読みました。
対談の最後の2頁から引用。
片山】 古書マニアは埃と黴との
対決が運命付けられています。
自分の家の書庫に行くと、
具合が悪くなりますよ。
もう人間の生きられる場所じゃない。
(p192)
片山】・・・今ほど相場が値崩れして
いて、全集も楽々買える時代が来るとは
思ってもいませんでした。
対談の最後は、こうでした。
平山】私の師匠の田中眞澄さんは
『本読みの獣道』という本を出しています
けれど、獣道とはつまり雑本、分類不能の
本のことです。・・・ごみのような雑本の
山から情報を見つけてくるのが面白いのです。
でも、みんな山の中で遭難していますけど(笑)。
片山】獣道ですから遭難もやむなしでしょう。
我々は古本の埃と黴に悩まされ、古本市で
マニアの餓鬼道に堕ち、ついには
行き倒れるのです(笑)。
(p193)
うん。それに
広瀬洋一氏と小山力也氏の文を読めて、
この雑誌買って得した気分になりました。