わだつみの華

あなたの心という大海原を
心地よい風が渡っていきますように

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光ほがらかに 序

2012-04-06 09:29:32 | 癒し
        序 
               五井 昌久 
  
  人間は本来、神の光であり、宇宙神の
みこころを、この地球世界に体現してゆく
存在なのである。

 ところが、この光ということを、言葉や
イメージにとらわれて、変にせせこましく
とらえている人達が案外多いのである。

 無礙の光は、まったくほがらかに、
この宇宙世界を照らしているのであり、
人間一人一人は、その光の照らし手
であって、この光明に恥じる存在では
決してないのである。

 この光をかがやかすために必要な
ものは、ただ、神に対する無邪気な
信頼につちかわれた純な魂である。

 このことを、私はこの一巻において
強調したつもりである。

 神の光は、ほがらかに、つねに
我等をみちびいてゆく。世界平和の
祈りのなかに、人間の本心のなかに、
この光は絶えることがない。

          昭和61年10月18日