わだつみの華

あなたの心という大海原を
心地よい風が渡っていきますように

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水のようにさらさらと流れてゆく生命(続き 2)

2011-10-11 11:26:48 | 癒し
       (前日からの続き)

 その習慣を解き放っていくものは何か
というと、やっぱり祈りであって、いつも
言いますように、祈りというものは、
自分の生命を宣り出してゆく、本当の
生命を宣り出してゆく、そういう
ものですね。だから、痛いとか苦しいとか
辛いとか、痛がっている自分がある、
肉体の自分がある。だけども元々の自分は
痛みもしなきゃ辛がりもしない自分がある。
 どうかしてそこへ自分の想いを
届かせたい。だけどそれを焦って苦しんで
背伸びをして、そこへ行かなくちゃ
行かなくちゃって思うと、これ又駄目で、
これはやっぱり自己完成にも何にもならない。

 自己完成というのは人類愛から始まる
というのは、つまり私共の世界平和の祈り、
世界人類が平和でありますようにという、
自分(個人)を思うと同時に人類を思う、
人類の中の一人としての自分、人類と
つながっている自分を思う。そのことが即ち、
宇宙とつながる、宇宙の本源の生命、
宇宙神の生命、宇宙神から分かれて来た生命、
そことつながる。それが本来の人間の姿
ですね。
            (翌日へ続く)