「こだわり」の哲学と実践

ものごとに「こだわる」から楽しい!

尾道市立美術館前で・・・

2016-10-26 00:03:58 | Weblog

生憎の雨模様。尾道市「千光寺」へ向かう山道頂上に「尾道市立美術館」があります。11月6日まで、コレクション展「没後60年 楠 瓊州を中心に」が開催されているようです。平成28年(2016)は、尾道ゆかりの文人作家 楠瓊州の没後60年に当たります。楠瓊州は、明治25年(1892)、尾道に生まれ、高等小学校を卒業後、京都の南画家 服部五老の内弟子になって南画を学びました。富岡鉄斎に憧れて、その画風に大きな感化を受けたほか、浦上玉堂・田能村竹田ら江戸期の文人に深く傾倒したと伝えられています。瓊州は、自由奔放に南画を描き、洗うがごとき赤貧のうちに生涯を終えた孤高の文人であり、没後評価が高まった画家でもあります。本展は、瓊州の代表作である「菊花図(屏風)」をはじめとする所蔵品の展覧を通じて、没後60年を節目に、今一度その画業を顕彰しようとするものです。と解説にありました。

南画(なんが)は、中国の南宗画に由来する 日本的解釈の江戸時代中期以降の画派・画様の用語である。文人画ともいう。 おしまい