それは、8月15日妻の実家・佐賀・吉野ヶ里から自宅に戻る日の昼の出来事であった!最後にみんなで、昼食をとってから解散しようということになり、近くに「リンガーハット」佐賀○○店に入った。結構、混んでいたが、丁度、4名テーブルに案内され、それぞれが注文を終え、ほどなく、料理が運ばれてきて、会話も弾み、楽しい昼食会が終わった。これから、長距離のドライブになるので、トイレに行っておこうと思い、便座に腰掛け、用を終え、いつものように「ウォシュレット」のボタンを押し、いつものように、気持ちのよい瞬間を味わい、「止」ボタンを押した。・・押した。・・・押した。あれ?!水が止まんねェ!じゃん!、何度「止」ボタンを押しても、勢いの良い温水は「止まらず」小生の「水戸様」に放水するのみ。気持ち良さは、吹っ飛び、さて、どうするか?となる。このままでは、水戸様も拭けず、立ち上がることもできず、室内を見回しても、緊急呼び出しはない。こんな時の選択肢は次の通り。①大声で人を呼ぶ(やらない)②濡れるのを覚悟で、瞬時に立ち上がり、蓋を閉じる(自信なし)③次の人が来るのを待って、ノックの音が聞こえたら、店員を呼んでもらう等々。いろいろ考えながら、もう一度「止」を押した。そうしたら、どういうワケか、「止まってくれた」この瞬間に慌てて、水戸様を拭き、事なきを得て、テーブルに戻った。当然のことながら、みんなからは、「長かったわね!」と非難ゴウゴウ。これこれと「事情説明」すると、全員笑い転げた。話ながら、思ったことは、「電源を抜く」という選択肢があったこと。困っている時は、全く思い浮かばなかった。冷静に考えれば、「電源を抜くこと」が一番の解決策であった。・・・トイレに向かった人が見えた。しばらく、経っても戻ってこない。いや、「戻ってこれない」のだ! 電源を抜けばいいのに・・・・
おしまい
おしまい