10/10から12/8まで、山口県立美術館で、狩野一信の「五百羅漢図」100幅(100枚)が鑑賞できる。縦172cm横85cmの画面に羅漢を5人ずつ描き、100幅(100枚)で五百羅漢すべてを描いた。1枚1枚に物語があり、その描写力、超絶技巧に驚かされる。その描き込みの細かさがすごい。単眼鏡を持参することをお薦めする。髪の毛やひげ、着物の文様ひとつひとつ、羽やうろこの一枚一枚、草木の葉脈の一筋一筋にリアルなテクニックがすごい。観ているうちに、この絵の魔力を間近で感じることができる。西日本初にして唯一の機会「五百羅漢図」展を是非、こだわって観てもらいたい。
おしまい
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