僕のありえない日々

受け入れがたい日常について

第21期竜王戦 7番勝負 開幕

2008年10月19日 | 将棋
タイトルが「酒と将棋とありえない日々」なのに
将棋の話題が少ないのはどういうわけだ。

ということで、第21期竜王戦が開幕しました。

第21期竜王戦 中継サイト

中継サイトとありながらリアルタイムで棋譜をアップロードしてくれるわけではないんですが、「こんな手を指した」とか「こんな表情だった」とかの解説と実況をしてくれます。

さてさて将棋の世界を知らない人のために、

竜王戦とは

プロの将棋界には大きなタイトルが7つあります。名人戦、棋聖戦、王位戦、王座戦、棋王戦、王将戦。そして今回の竜王戦。

竜王戦と名人戦は、すべてのプロ棋士が参加することができますが、その他のタイトル戦は一部の選ばれた上位棋士だけが参加できるものなのです。

さらに、竜王戦はトーナメントなので、まったく無名の新人さんが突然タイトルをゲットできる、まさにドリームいっぱいのタイトル戦なわけです。

さらに、将棋のタイトル戦の中で最も高い賞金(勝者3200万円・敗者800万円)を誇り、対局料もズバ抜けて高い(竜王1450万円・挑戦者700万円)。

ね?聞いただけでも、ちょっとほっておけないでしょう?
アマチュアも強豪の内で選ばれた人のみ参加できます。
つまり、アマチュアでももしかしたらプロを破って竜王に?

すげぇぇぇぇ!

よね?

何しろドリームがいっぱい詰まったタイトル戦なのであります。






現在の竜王は 渡辺 明 

竜王位を4年防衛しています。



若干24歳。

今から4年前。
彼も竜王ドリームにより、確か当時5段でありながらトーナメントを勝ち上がり、当時の竜王 森内俊之を倒して、竜王位をゲットしたわけです。

といっても彼はまったくの無名だったわけでもありません。



羽生善治は現在の将棋界を背負っている、まさに天才。
すべてのタイトルをゲット、つまり7冠王になったことは将棋を知らない人でも知っているかもしれません。


その羽生善治の世代(現在38歳)のプロ棋士はトップクラスの実力者が多く現れ、将棋界は羽生世代が君臨しておりました。



渡辺 明 は、その羽生世代と戦う世代、つまり次世代の天才と言われています。
というのも、
彼がプロ棋士になったのは、なんと中学生のときでした!
中学生でプロ棋士になった人物は、加藤一二三、谷川浩司、羽生善治に続く、史上4人目。


今、将棋界は渡辺世代の活躍を注目しているのです。



そして今日、渡辺明竜王と、挑戦者羽生善治の第21期竜王戦が始まりました。

竜王戦は7番勝負。
先に4勝したものが勝者です。



現天才 羽生善治 が勝つのか!
次世代の天才 渡辺明 が防衛するのか!
さらに5年連続防衛なわけで「永世竜王」の称号もついてくる!

まさに直接対決。

今年は本当に面白いと思うのよね。




けどね。

第1戦はフランスなんだよ!

リアルタイムで見れねぇぇぇ!