僕のありえない日々

受け入れがたい日常について

久しぶりにテレビを見ました

2008年10月03日 | おぼえたこと
普段、なかなかテレビを見ない僕が久しぶりにテレビを見ました。

家に帰ってきたらミュージックステーションがやってたんです。


僕「浜崎、目、でけー」

僕「織田裕二、ふけたなー」

僕「柴咲コウって、絶対福山のこと好きだよね」

僕「絢香とコブクロって、年齢も恋愛感もぜんぜんちがうって本人たちが言ってるのに、何でユニット組んでるの?」

僕「福山かっっっこえー。すげー。ちょっと分けろそれ。」

久しぶりのテレビにヒートアップしました。


でね、そのMSで『恋うたベスト111』とかやってたわけです。

自分がカラオケで歌うので男性ボーカルしか聞かないんです。
女性ボーカルなんてほとんど聞かないんです。

けどね、

この『恋うたベスト111』でランキングされてました。
僕にとって『名曲』を通り越して『神曲』に位置づけられた2曲が。


中島美嘉の「雪の華」



aikoの「カブトムシ」

・・・・・・・まぁ、ムシが嫌いで中島美嘉のメイクも好きじゃないんですが。



この2曲はいいよ。
特に詩がいい。

「カブトムシ」は亡くなった彼への想いを歌った歌。
甘くて切ないんだけど、なぜか悲しくならない。
多分
「悲しい気持ちは乗り越えられて昇華されて新しく歩き出せたよ。けど痛みだけはまだ残ってるよ」
そんな感じに聞こえるからなのかな。


「雪の華」は、今このときにしか隣にいない彼(彼女?)を想う歌。
甘くて切ないんだけど、悲しくなる。
生きているのに。会えるのに。なぜ悲しくなるのか。
それは、この季節が終わると会えなくなるって寂しさを、あえて表現しないからなんじゃないかな。



表現したいことをストレートに言葉にしない詩が、優れた詩だと僕は思うわけです。
「好きだ」と書いて、表現したいことがそれだけなら面白い詩じゃないよね。
僕はそう思います。



徳永英明が「雪の華」をカバーしたので、僕も歌おうと思えば歌えるんですが、自分で歌いつつイメージが壊れていくのが許せないのです。

で、そういう理由であえて歌ってないのに、


なぜお前が歌うか!おおいしくん!

奴は一緒にカラオケに行くと、僕がこの歌を好きだと知りながらかなりの確率でこれを歌いやがる。
さらに僕を見てニヤニヤしながら。

ふざけんなこんちくしょう

「雪の華」禁止令をここに発令します。



いい曲ってなかなか巡り合わないものだよね。