僕のありえない日々

受け入れがたい日常について

読書感想

2014年08月29日 | ありえない
貴志祐介 ダークゾーン を読んだ。


http://www.amazon.co.jp/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%B3-%E3%83%8E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%AB-%E8%B2%B4%E5%BF%97%E7%A5%90%E4%BB%8B/dp/4396208987


貴志祐介の本を読むのは2冊目。
「青の炎」という本を読んだ。(「悪の経典」は読んでない)
貴志祐介はホラーだとは聞いてたけど、「青の炎」はホラーというより心理サスペンス的な小説だったような気がする。
今回の「ダークゾーン」は将棋が題材だということで興味がわいた。


以下アマゾンより引用
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内容の紹介

“軍艦島"を舞台に描く異次元のバトル。
「サスペンスたっぷりの 知的ゲーム小説」
――評論家・大森望氏(『週刊新潮』書評より)

「戦え。戦い続けろ」将棋プロ棋士の卵・塚田は、赤い異形の戦士と化した十七人の仲間と共に、闇の中で目覚めた。謎の廃墟を舞台に開始された青い軍団との闘い。敵として生き返る「駒」、戦果に応じた強力化など、奇妙なルールのもと、現実世界との繋がりが見えぬまま続く七番勝負。それは、まるで異次元の将棋だった。頭脳戦、心理戦、そして奇襲戦。コンクリートの要塞“軍艦島"で繰り広げられる地獄のバトル。これは神の仕掛けか、悪魔の所業か。エンターテインメント界の鬼才が、圧巻の世界観で贈る最強長編!

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引用終わり


気が付いたら対戦は既に始まっていて、自分は将棋の駒の一つだと知らされる。
敵軍の王将(キング)を殺したら1勝となる。
そして、先に4勝したチームがこのゲームを勝利となり、負けたチームは消える。



すげぇ。将棋の駒になるんだ。
おもしろそお!ということで読んでみた。
本当に唐突に対戦は始まってて、自分は赤軍の王将(キング)だと。
他の駒は、残念ながらというかしょうがないというか、モロに将棋ではなくて、
王将(キング)
一つ眼(キュクロプス)
火蜥蜴(サラマンドラ)
鬼土偶(ゴーレム)
皮翼猿(レムール)
死の手(リーサル・タッチ)
歩兵(ポーン)
DF(ディフェンダー)
で、その駒たちが全部知り合いの人だったりする。恋人も駒にされてる。さらに異形の化け物に姿を変えている。
「成」もあって、王将とディフェンダー以外は条件を満たすと変身できる。

冒頭から主人公塚田とともに「なんでこんなことすんのー?」からぐいぐい引き込まれていく。
いやぁ。恋人を捨て駒にして相手の駒に殺させるなんて、すごい心理でしょうねぇ。
なるほど。そういうのが得意なんだな。貴志祐介。

最後の試合後の章で明かされる真実だったり、とても短い最終章がすごく泣けて来たり。

非常に面白かった。

「将棋の駒になって戦う」そんな妄想。実は何度もしていたりする。
そんな本をもっと読みたいなぁ。

「戦え。戦い続けろ」


東京スカパラダイスオーケストラ / 星降る夜に

2014年08月22日 | 貼り付けるブログ
東京スカパラダイスオーケストラ / 星降る夜に


星降る夜に は、やっぱり甲本ヒロトの方がいいね。

甲本ヒロト。動きがやばいよね。

顔と口内はどういうリズムの取り方をしてるんだ。

星降る夜に

タイトルがいいよね。

東京スカパラダイスオーケストラ / 美しく燃える森


スカって演奏する方も楽しそう。

楽器してみたかったけど、もうそういうわけにはもういかないのね。