「すくってごらん」に引き続き、こちら。前々から気になっており、読もう読もうと思いつつも、今に至った・・・的な具合で、ようやく読む事に。お料理を作る事がメインのお話しになっているのだけれど、誰かの為に御飯を作り、そしてその御飯を食べてくれる誰かが居る、と言う事は、一見日常的で当たり前の事のように思うものの、実は全然当たり前の事なのではないように思えてしまうと言うか、何と言うか。結局の所は、そうする相手が居なければ出来る事ではなく、そうしたいと思う相手に愛情がなければ出来ない事なのだと、そう思わせてくれる具合で、非常によいお話しになっているのだった。詳細はこちらにて。御飯を食べると言う、日常的に、もはや無意識のうちにでもとっているであろう行動だとは思うのだけれども、御飯を食べて笑顔になれると言う事は、実はなかなか難しい事なのかもしれない。
