全国薬害被害者団体連絡協議会からの要望書の受け取り ～武見厚労大臣～

台風１０号の進路予想は
かなりまずい状況です

明日の天気が心配なので
今日のうちにできる準備をしておきました

被害は免れない感じですが
少しでも被害が少なくなるように・・・

さて

８月２３日（金）に行われた

武見厚労大臣の
全国薬害被害者団体連絡協議会からの
要望書の受け取りの動画を観て
何とも言えない気分になりました

平成１２年から、全国薬害被害者団体連絡協議会が、
厚生労働省に「誓いの碑」が設置された8月24日を
「薬害根絶デー」として、厚生労働省等に対して要望書を提出しており、
これを「誓いの碑」の前で受け取っているものです

今年は２３日に行われました

要望書を受け取った後の武見大臣の言葉です

サリドマイド、スモン、HIV感染など薬品による健康被害を受け
これまでに亡くなられた被害者の皆様のご冥福を心からまずは
お祈りするとともに、遺族の皆様にお悔やみ申し上げたいと思います。
また、現在でも治療を続けておられる皆様に、心からお見舞い申し上げます。
ただ今頂いたご要望書は、この後の協議で担当者にしっかり回答させて頂きます。

６月及び７月にはHIV、またC型肝炎の補償原告団の皆様のご苦労や率直なご意見を
直接お伺いをしております。
そして、本日改めて皆様の思いを受け、医薬品による悲惨な被害を
再び発生させることがないようにする
その思いを一層強くいたした次第でございます。

本日、この誓いの碑の趣旨、改めて心に刻み
私を始め医薬行政、医療行政に従事する厚生労働省の職員一人ひとりが
その職責の重さを忘れることなく医薬品の安全性、有効性の確認に
最善の努力を重ねていくことを
改めてお誓い申し上げる次第でございます。

そしてこの後

女性が大臣に直接何やら訴えているようで・・・
（大臣は聞いている様子、でも声は聞こえない）

女性の声：私たちって、もう国から見捨てられちゃったんですか！？

大臣の隣の職員が、慌てた様子で

あの、後ほど今のご意見しっかり受け止めさせて頂いております。
後ほどの協議で相談させて頂きますのでよろしくお願いいたします。
（そうとう焦って早口）

さらに帰ろうとする大臣に訴える様子が映され

女性：大臣には、私たち本人の言葉を聞いて欲しいのです
それとともなって、今だに働けない人達の救済が進まなくなっているんです
このような実態をぜひ受け止めて本当に救済されるような対応をお願いします
治療研究を進めてください！再調査をお願いたします！

本当に切羽詰まった、悲痛な叫びに聞こえました

どういう事情か音声が切れていたのでわかりませんでしたが
私たちが知らない所で苦しんでいる方がいるのだなと・・・
なんとかしてあげて欲しい

メディアの動画ではなく、投稿者の方が現地で撮影したものを
編集したものでした

要望書の受け取りの様子は、厚労省の動画が毎年ＵＰされているのに
何故か今年だけ厚労省のホームページでは
限定公開になっていて、ほんの少しの人にしか見られていない

都合の悪いことはとことん隠すのですね

武見大臣の言葉はあまりにも白々しく
新型コロナワクチンによる健康被害のことは
心によぎらなかったのでしょうか？

人の心があるのなら
苦しんでいる多くの人に寄り添った対応を
ぜひしてほしいのですが

この方の心にはなかなか届かないようですね