四国の空と海へ

1997.5/3から 四国八十八ヶ所霊場 を巡拝させて頂いた事が
第二の人生のスタ-トに成った。

第二十番 鶴林寺へと・・・(4)

2006-01-16 17:39:55 | 宗教
AM10.00 二十番さんへと向かう。犬二匹が近寄ってきて、手を舐めてくれた。
標高570m 胸突き八丁の遍路道を、真言を唱えながら、喘ぎ喘ぎ登る。
舗装された道だが、石が埋め込んであり歩き易い。
風が下から吹き上げてくれて・・・後を押してくれる様だ。

AM10.20 休憩 足に空気と太陽を与える。一気に足の蒸れは消えた。
AM10.35 スタート
急な上り坂も、木陰が多く助かる。
両足の小指の豆が、毎日の歩きでぐずついて中々直らない。

AM11.30 運慶の作と言われる仁王像さんの居る、山門を入ると本堂の前に
阿吽の表情の二羽のお鶴さん・・・(お寺さんの名前の由来)
こんな表現をした、お寺さんは初めての事だ。
参拝を済ませて、昼食をと思ったが風が強く吹き寒いので、下山する事にした。

PM12.35 水呑大師さん着 昼食にする。
足に空気と太陽を与え、ゆっくりと休む。

帰り道は、急勾配の下り坂なので足首が痛む。
PM1.40
金子屋さんに帰る。洗濯 民宿のお風呂(失礼だが)としては大きいので
ゆっくりと入らせて頂く。
隣の部屋には、年配のご夫婦が居て足の豆が痛いと言う声が聞える。
失礼とは思ったが、ドア-をノックして、お話が聞えたので宜しかったら
これを使って下さいと「キズ ドライ」を差し出す。
予想以上に、お二人さんに喜んで頂き、返って恐縮した。

この民宿も、ご夫婦で頑張っておられるが、巡拝のコースとして通過地点
に成るのか大変そうだ。合掌

 *宿泊代6.300円
 *歩いた距離 18.5KM 累計136.6KM






 




第二十番 鶴林寺へと・・・(3)

2006-01-16 14:21:46 | 宗教
AM8.40 帰りなさい!恐い顔で怒ってやる・・犬も困った顔・・
私は歩き出す・・・駄目ッ・・来ないで・・勝浦川沿いに歩く・・
犬の姿が消えた・・良かった・・川の流れなどを見ながら歩く・・
車の流れも多く・・と、道の反対側をわんちゃんが歩いている!
車まの流れが切れた時に、呼ぶと直に駆けて来たので座らせて
残っていたビスケットを全部食べさせた。
もう何も無いよーー帰りなさいと目をジーと見つめる。
そして写真を撮った。
私の言った事が分かったのか?そこからは、本当に姿を消した。
 動物って人間と一緒だネ~  身の回りに居る動物を見ると・・
昔から、人が悪い事をすると”畜生道”に落ちると言われている
が、私はそれを信じている。(あのわんちゃんは生きて居るかな・)

暫く歩いて行くと、何とも言えない上品な香りが漂って来た。
道端の蜜柑の木からだった。
蜜柑の小さな花を見たのは、生まれて初めてのことだ。
一握りほどの蜜柑と、小さな可愛い花と香りが一緒に成った。

途中 菓子パン三個 牛乳一本 ヤクルト二本 リンゴ一個
¥522 で買う。 (昼食用)

AM9.50 今日の宿 金子屋 さんに到着した。
荷物を置いて、即 鶴林寺へと向かう。 片道6KMだ。