四国の空と海へ

1997.5/3から 四国八十八ヶ所霊場 を巡拝させて頂いた事が
第二の人生のスタ-トに成った。

浦山口駅までは必死であった!!!

2009-01-31 15:24:46 | 
熊 出没 注意 の、立札の脇には、武甲山から下りて来た人達が捨てた
杖が、数十本あった。
Kさんは、その棒切れを持って木々の幹を叩きながら・・熊用心して下る。
私は熊のことより、足の痛さに・・・歩幅を広げる事も出来ず、もどかしい
・・・Kさんには心配をかける・・・時々休みながら、苦痛を耐えながら
歩く。
見覚えのある道に出た・・・二十八番札所「石龍山 橋立堂」だ!!!
ここには鍾乳洞があった・・・見学したことを思い出した。
周りは暮色が迫って来た・・・参拝する余裕は、私には無かった 合掌。

駅までの道は、上りも下りもあったが、普通の秩父の道・・・その道に
悪戦苦闘・・・時には、後ろ向きで歩く・・・使う筋肉が違うので、痛さも
和らぐ・・・考えられない事をやっている!!!

四国の巡礼でお礼参りの時、リュックの重さに苦しみ背中から胸側に移して
背負ったっけ!!!

今日の痛さは、そんな物では無い・・・やっとの思いで浦山口駅に到着!!!
良かった~~~Kさんに感謝・・・合掌。

運良く、熊谷行きの電車が直ぐに来た・・・乗り越したら、三十分は待たな
ければならなかった。
電車から見た、武甲山は黒々としていた。
熊谷駅まで約一時間、今日一日の事・・次はどこえ登ろうか・・・話し合う。

駅改札口を出た所にある、食堂街の日高屋で夕食した。
Kさんの好きな「熱燗」で乾杯・・・二合徳利二本・・丁度良い酔い心地。
        
駅での上りは、エレベータ・・下りは大変だった・・・手すりを頼りに歩く
・・・家までは、駐輪場に預けた自転車は使わずタクシーで帰った。
足は、自転車を使える状態ではなかった!!!

次回の山行は、良く研究してから行くことにしよう。

思い出に残る山行であった。

























武甲山の下りはきつかった~~~

2009-01-30 09:30:28 | 
武甲山を下り始め、谷底を覗くと長い距離と勾配のきつさにビックリした。
一歩一歩、足を滑らせない様に気をつけて下る。
全体重が、足とふくらはぎにかかるので、一歩一歩スロースローで下る。
Kさんは、私よりは早い・・・下っては私を待っていてくれる。
その繰り返しが続く・・・・・・・・・。

と、頂上で一緒だったAおばちゃんが、追いついて来た!!!健脚だ。
決して速くはないが、確実に下る・・・やる~~~。
足の痛さなど、全然なさそうだ。
お先に失礼します・・・と、言って下って行った。
Aさんを見たのは、その時が最後であった。

暫く下ると、五十代の女性が一人で登って来た。
午前中に、一往復して午後又登って来ました!!! 地元の人と言う。
恐れ入りました。
塩さんみたいな人っているんだ~~~。

まだまだ、半分も歩いてい無いのに、足とふくらはぎの痛さは、限界に
達していた・・・だが、歩くしかない。
油汗が出る・・・耐えて歩く・・・Kさんは、先に行っては待っていてく
れる。
急勾配の下りも、やっと終りが来た・・・ほっとした。
でも、下り道は続く・・・痛さは続く。

熊 出没 注意の立札 沢が続き谷川が流れ、如何にも熊が出そうな場所。
リュックを降ろして一休み。












昼食

2009-01-27 14:44:08 | 
武甲山神社の、少し下った枯草の中で昼食をした。
二人とも、かなり腹を減らしていたので、アッと言う間に済ませた。
終りに食べた、餡ドーナツが美味かった。
日当たりも良く・風もなく・満腹・・・昼寝でもしたいところ!!!
そんな時、目に止まったのが写真の植物!!!
生まれて初めて見た・・・Kさんも初めて見たと言う。
少し離れて休んでおられた、男性に聞くと「蛇の腰掛」ですと、言う。
生まれは福島ですが、野山で良く見かけます。

先端部分は朱色・・・その下の部分は、写真では黄緑だが、実際は
コバルトブルー!!! 周りが枯れ草の世界なのに、その実は異様な
美しさを誇って居た・・・気のせいか蛇が頭を持ち上げた感じだ!!!
何故、蛇の腰掛なのか???
良く周りを見ると、五本 点在していた。

Kさんと、帰路について話す。
同じ道を戻るのも、芸が無いので浦山口駅を目指して行こう。

近くに居た、ご夫人と話すと私もその道を下ります。
下に、自転車を置いてあるので、そこまで行きます。
その方と、いろいろ話した・・・私達より一年先輩!!!
主人が、山登りが好きで、数多くの山に登って来ました。
五年前に、ご主人に先立たれた後も、一人で近隣の山を登っています。
ご家族が心配されるでしょう?
子供達は、皆外に出て行きましたから、心配する人はいません!!!

お先に行きますと挨拶をして、帰路に踏み出した。













武甲山は難敵だった!!!

2009-01-25 12:14:51 | 
2008 10/30 晴れ 11℃~17℃ 

MG.仲間のKさんに誘われて、何の抵抗も無くOKした。
それは、秩父三十四観音さんを、二回巡拝をして武甲山に見守られ
・・・見上げたことが、あったからだ。
巡拝中 近くに・・・遠くに・・・その雄姿を眺めた。
その時の句「秩父路は 武甲の山を 道ずれに」を、思い出した。
       
武甲山は、思っていたよりきつかった!!!
秩父鉄道 熊谷駅から、お花畑駅へ タクシーで武甲山登山口近く
まで・・・歩く・・・登山口には、鳥居の両脇には、今迄見たこと
の無い狛犬が四匹!!!
お宮さんに置かれて居る獅子の狛犬ではない・・・正に犬だ!!!

登山道は急に、勾配がきつく成った・・・周りは雑木林から杉の木
が100%に成りる。日の光にさえぎられて、雑木が育たない・・・
道には杉の根が、縦横に剥き出していて歩きずらい。
中には、樹齢数百年の杉の大木が点在する・・・命尽きて、朽ち果
てている大木・・・生き切ったんだ・・・合掌。
呼吸を整えながら、一歩一歩登る・・・Kさんは、私の歩きに合わ
せてくれている。
後続の老若男女が、挨拶しながら追い抜いて行く。
四~五分歩いては、一休みを繰り返す。
きつかった!!!
普段、使わない筋肉を使うので・・・心臓に来る。

約二時間半かかって、頂上に達した!!!
秩父の総てが・近遠の山々も一望できた・・・素晴らしい!!!