四国の空と海へ

1997.5/3から 四国八十八ヶ所霊場 を巡拝させて頂いた事が
第二の人生のスタ-トに成った。

第二十三番 薬王寺へと・・・(1)

2006-01-21 11:48:06 | 宗教
PM2.25 ブンタンを売る店の所で休んでいると、彼がやって来た。
店の横に、水道の蛇口があったので、おばちゃんにお断りして水を
頂く。・・・ボツボツ行こうかなと思ったその時に、彼は「爆発」
した。
愛知県の・・・から来ました。名前は・M・四十二歳です。童顔な
ためか、若く見える。
父親は元校長、退職後料理屋を始める。母親は痴呆症、兄は銀行員
自分は、その料理屋の板長の下で、十年以上働いています。
店は中々繁盛せず・・・父親ともうまく行かず、喧嘩ばかりしている。

そんな中、板長が「四国霊場」を回って来いと、必要なお金を出して
くれました。
父親の話の時は、あいつ・・あの男は・・としか言わない。涙・・・

この巡拝に出してくれた、板長の気持ち、お金を出してくれたのは
父親かもしれない、お兄さんの気持ちも、入っているかも知れない。

先ず、1・巡拝に何故、出されたかを考えて呉れ。
    2・今後どうゆう考えのもとで、生きて行くかを探しに来たんだ。 
    3・総て、人の所為にするな。
と、話す。(写真は 、海部川の橋上で5/13に写したものです。)               
 
(今想うと、彼に言った事は、私自身に言った言葉でした。)

彼は、一番さんからズ~と歩いて来て、胸の内を誰かに吐き出さないと
居られない状態に成っていたんだ。