四国の空と海へ

1997.5/3から 四国八十八ヶ所霊場 を巡拝させて頂いた事が
第二の人生のスタ-トに成った。

第二十一番 太龍寺へと・・・(3)

2006-01-18 12:54:29 | 宗教
昨年人と人との出会いを投稿しましたが、その中に入る出会いでした。
今 一緒に風呂に入っている方は、元時事通信の岩田さんと言われた。
私の、この巡拝を決めた「定年からは同行二人」の著者と、一緒に
働いていた方とは・・・小林さんの事を色々とお聞きした。
思った通り、小林さんは素晴らしい人だった。
こんなにお話を出来たのも、昨日からの事が有ったからと・・合掌。
人には「親切」にしよう・・・、家内や子供達にも、今までとは違う
気持ちで接して行きたい。

洗濯物が乾いたか外に出ると、宿の前の川の向こうの田圃で、代掻きを
していた人が来たので、挨拶をすると宿のご主人であった。

色々と話していると、ご主人曰く、この民宿も・田圃も・蜜柑畑も・・
後を引き継ぐ者が居ない・・蜜柑畑は「ほったらかしや」・・・
時代の流れか、悟った様な顔で言った・・・悲しい事だと思う。
中仙道を、塩さんと歩いていた時も、この様な話は良く聞いた。

夕食後、家内と塩さんに電話を入れた。お互いに近況を伝え合う。

この民宿は、隅々まで掃除が行き届いていて気持ちが良い。合掌
ショウケンも、泊まった記念に皆さんとの写真が居間に飾って
あった。

  PM8.00 就寝  明日は30KM余の行程 

  *宿泊代 5.500円
  
  *歩いた距離 15.6KM  累計 152.2KM
 




















第二十一番 太龍寺へと・・・(2)

2006-01-18 11:25:47 | 宗教
太龍寺まで、あと一息の所で広島から来た青年と会う。
遍路泣かせの道も、直に終ります。
AM10.45 樹齢数百年の老杉が立ち並ぶ中に、仁王門始め諸堂が有った。
江戸時代に再建されたと言う諸堂は、夫々に風格があり参拝者に訴える
物がある。 途中で、ビスケットを差し上げた方とも会う。
ゆっくりと見学させて頂いて、AM11.45お寺さんを後にした。
これからは、急な下り坂ばかりが続く・・・転がる様だ!!

途中で、朝食の残飯と梅干二個で昼食を済ませた。
足に空気と太陽を与える。 谷川の音・・鶯の鳴き声・・新緑の囁き・・
木陰で無くとも、陽の光りが心地よい・・・
急な下り坂を、転がる様にひたすらに下った。

PM1.00今夜の宿泊地「龍山荘」に到着した。
熱いお茶を頂く・・自家製のお茶です !!! 美味しかった。
洗濯物を投入の後、近所を散歩していると、昨夜、宿が一緒だったご夫妻が
車で到着した。 車の接待を受けられたそうだ。
暑くなく、寒くなく春一杯に包まれた中の「龍山荘」!!!こんな中に家内
や子供達と一緒だったらと想う。至福の時が静かに流れた。未だPM3.30

宿には二人の女性、女将さんとその妹さん・・感じが良く親切なり。
お風呂に入れますよと案内があり、風呂に行くと先程着いた旦那が脱衣所に。
色々と話していると、内の会社の者が「四国霊場巡拝」の本を出して・・・
云々・・・ もしかしたらそれは、小林 淳宏さんではないですか?
そうです。なんと言う奇遇!!!ビックリした。