跳箱

跳び箱でも飛箱でも飛び箱でもとびばこでもいいけどそこはそれ跳箱なんです。体育日和のお供にどうぞ。

こういうときこそ騒ぐべし

2006-12-09 00:32:48 | 通信
10月の携帯電話契約数推移の件について、11月に針小棒大である、無駄吠えするべからず、と森氏いぢめをしていた件について出来立てほやほやの11月のTCA統計を見たら、NTT DoCoMoグループの契約数が-17,500の純減となったことが判明していてさすがに跳箱も少々驚いたのはここだけの話です。

慌ててドコモ 純減 11月の検索キーでググってみたところ、現時点で記事が上がっているのは産経と系列のIZaだけ。TCAの発表は7日なので、8日の本日時点ではもっと記事が出ていてよさそうなものですが、熱しやすくさめやすいというかなんというか...。

NTT DoCoMoの契約数が純減に転落したのは携帯電話史上初めてのことなので、こういうときこそ森氏や渡辺氏のようなフリーライド派(とレッテル貼っておく)は騒ぐべきでしょう。(さすがに、こういう状況だと擁護論展開するのが難しいんで、それはそれで燃えます)

ちなみにその他の11月の契約数増減は、KDDIの契約数は324,900件の純増、ソフトバンクは68,700件の純増となっており、全体では376,100件の純増を維持して総計94,453,700契約となった模様。

シェアは、DoCoMo55.4%、KDDI28.3%、ソフトバンク16.3%で先月と変わらず。9400万分の2万だと0.02%にしかならないですからDoCoMoの退潮著しい、などというためには、少なくとも11月の減少数の10倍の規模(つまり月次20万契約とか)で減少していかないと、目に見えて減っている感は出ないでしょう。とはいえ、純増減の月次推移で見るなら、純増10万割れすら珍しく(前回は2005年10月の90,100件)ここ3年の平均月次純増数が175,000件にもなろうというDoCoMoが純減ということは実は非常に大きな事件なのです。(と正直に書いておこう)これがこれまでも時たま見られた局所的な事件なのか大きな流れなのかはまだ判りませんがこれからしばらくTCAの統計から目が離せません。

P.S.
NikkeiNetが2006/12/08/23:27に創業以来初の契約者減って見出しで記事アップしたね。

新聞ストック見てみたら、日経の12/07夕刊にも出てた。てゆうかちゃんと市場は反応してる。いまごろ朝刊を読んでてアレですが、日経、日経産業両方の12/08朝刊に載ってるね。あ、12/08の朝日、毎日、読売、産経の各紙朝刊も載せてるなぁ。紙媒体読む習慣が無くなりつつあるってのも問題だ...。

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